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メーカーインタビュー
ヤマハ発動機株式会社
 鈴木真理様

世界初の電動アシスト自転車(以下、電動自転車)はヤマハから発売されたのを知っていますか? 今回は、電動自転車業界を牽引してきたヤマハ発動機株式会社で、電動アシスト自転車「PAS」の商品企画を担当している鈴木真理さん(SPV事業部マーケティング部商品企画グループ主務)に、お話を伺いました。

誰もが乗りやすい自転車をめざして

ヤマハ発動機株式会社 鈴木真理さん 「電動アシスト自転車」メーカーインタビュー 電動自転車「PAS」が発売されたのは1993年。今から25年前のことです。
コンセプトは「人間感覚を最優先した、人にやさしく、地球にやさしいパーソナル・コミューター」。
自転車は、手軽な移動手段の1つではありますが、坂道の多い土地で生活している人やお子さまと一緒の移動がメインの生活をしている人にとっては、気軽に利用することが難しい乗り物でもあります。
買い物帰りに荷物を乗せて登る坂道が辛かったり、お子さまが成長するにつれてペダルが重く感じた経験がある方も多いことでしょう。
そんな自転車の弱点を補い、誰もがいわゆる普通の自転車と同じように利用できる商品を!と、開発されたのが、この「PAS」という電動自転車です。人間にとっての使いやすさを追究する一方で、エネルギー問題といった地球環境や交通問題といった社会の課題の解決にも役立つ商品として、今とても注目されている製品です。

25年目のフルモデルチェンジ

「PAS」はこれまで高齢者向けや、スポーツタイプ、ファミリー向け、など、さまざまなタイプの自転車の商品を販売してきました。
今回、変わる新モデルはいわゆるママチャリと呼ばれるスタンダードなタイプの自転車で「PAS With」という名でシリーズ展開されます。

「PAS」スタンダードモデルは、今回6年ぶりのモデルチェンジ。デザインやカラーも一新し、様々シーンで使いやすい便利な機能はもちろん、電動自転車でのお出かけが楽しくなるデザインにこだわりました。
「PAS With」シリーズは、従来のママチャリに求められてきた「扱いやすさ」や「乗りやすさ」を大切にしつつも、見た目にこだわり、電動自転車を「もっとオシャレに」という想いを実現した「PAS」新世代のスタンダードモデルです。
リヤチャイルドシートを装着すれば、おしゃれな子乗せ自転車としても使用が可能。
「PAS With」シリーズには、軽さと実用性にこだわった「PAS With」、よりファッション性を高めた「PAS With DX」、最高レベルのアシストパワーを備え長距離走行が可能な「PAS With SP」の3つのモデルがありますが、またぎやすいフレーム構造、駐輪時にハンドルのふらつきを抑えるハンドルロック機能といった、乗り降りやしやすく使いやすい特長は共通しています。

DXリアチャイルドシート付

ベビカム読者にオススメのモデルは?

「PAS」シリーズには様々なタイプがあり、デザインやアシスト力など、お好みや用途に合わせて適したモデルを選ぶことができます。
子育て中のファミリーには、幼児2人同乗基準に適合したモデルがお勧めです。
2017年に新発売した「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」は、使いやすい機能やおしゃれなデザインにこだわった20型小径モデルです。
「un」シリーズには、お客様の声を反映して取り入れた2つの特長があります。

1.車体の軽量化、コンパクト化

毎日使うものだからこそちょっとしたことが負担にならないように最大限配慮。
例えば、お子さまを2人乗せた状態での駐輪場での取り回しやスタンドがけするときなどの負担を軽減。
(電動自転車への不満No.1の「重量が重い」、不満No.2の「スタンドがけがしにくい」を解消)

2.アシスト力の向上

ヤマハPASシリーズ最高アシストレベル(★6)にパワーアップ!
(お子さまを2人乗せて坂道を登るときに、もう少しアシスト力があったら! という多くのママの声に答えて改良)

オススメモデル

PAS Kiss mini un

概要

お子さまの足元まで包む込む形状のフロントチャイルドシート“コクーンルーム”が標準装備。安心・安全にこだわった設計をしているため、小さいうちからお子さまを乗せたいという方にオススメ。フロントガードを降ろすことによって、より低い位置からお子さまを乗せることが可能に。お子さまが成長したら、フロントチャイルドシートを外してバスケットを装着することもできます。

特徴

チャイルドシートがハンドルの中央に装着されているため、ふらつきにくく、安定した走行が可能。

カラーリング

アクティブな毎日をイメージした7色で展開

幼児二人乗り

PAS Babby un リヤチャイルドシート標準装備モデル

概要

リヤチャイルドシートが標準装備(オプションでフロントチャイルドシートを装着することで、お子さまを2人乗せることも可能)。フロントバスケットが標準装備なので、お子さまを2人乗せても荷物を収納するスペースが確保できる。

特徴

軽くて丈夫な大容量ポリカバスケットが標準装備。お子さまとのお出かけで増えがちな荷物も収納しやすい。

カラーリング

リラックスした休日をイメージした7色で展開

Baby un image

どちらのモデルにもツートンカラーの展開があり、今までの電動自転車にはなかったカラーリングとなっています。人とちょっと違ったものが欲しいという方は、ぜひチェックしてみてください。
また、両モデルともお子さまを前後に1人ずつ乗せることができる「幼児2人同乗基準適合車」ではありますが、お子さまの年齢や今後の成長を考慮し、チャイルドシートが必要なくなった時の状況も考え、選ばれると良いかもしれません。

編集部より- ママに役立つ自転車を。ヤマハのこだわりとは

バイクやスクーター、ボートなどのマリン製品など、多くの人々から愛用されている乗り物を作り続けているヤマハ。
乗り物メーカーとして、乗る人、使う人のことを考慮した“アシスト力”には、並々ならぬこだわりがあることが伝わってきました。

25年前から大切にしている開発テーマは「人間感覚を最優先にした乗り心地」。パワフルなアシスト力を保ちながらも、誰が乗っても違和感のない自然な乗り心地の実現のため、日々研究がなされているとのお話が、とても印象的でした。

鈴木さんが「電動アシスト自転車は、行動範囲を広げたり、新しい楽しみを見つけられるといった皆さんの生活を豊かにすることができるステキな乗り物だと思っています」とお話ししてくださったとおり、実際、ベビカムがおこなった電動自転車のアンケート(電動アシスト自転車 人気ランキング(ベビカム調査隊)には「PASを買って行動範囲が広がった」「行きたかった遠くの公園にも子供と一緒に行けるようになった」「もっと早く買えばよかった」という声が数多く届いています。

最後に、鈴木さんからベビカム読者のみなさんにむけて「PASに乗ってお出かけをされるご家族の毎日が、もっと便利に、そしてもっと楽しくなるよう願いつつ商品開発に務めています。
ぜひナチュラル&パワフルなアシストのヤマハPASをお試しいただき、その実力を実感していただけたら嬉しいです」とメッセージをいただきました。

生活を豊かに楽しくするヤマハの電動自転車「PAS」。ぜひこの機会に体験してみてはいかがでしょうか?

powerd by babycome

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