出産方法別「緊急帝王切開」の体験談 出産

妊娠中や出産中のトラブルにより行われる「緊急帝王切開」。自然分娩予定で急に帝王切開が決まると不安が大きいもの。緊急帝王切開を経験したママたちの出産体験談を読んで「帝王切開の手術の流れは?」「帝王切開の費用は?」などの疑問を解決しましょう!

  • 産声を聞けず、産後もNICUまで行けない自分が情けなくて涙…

    33週4日で緊急帝王切開になりました。健診で妊娠高血圧症候群と診断されたからです。28週辺りから足のむくみがひどかったのですが、血圧や尿検査で引っかかることはありませんでした。しかし、33週3日で健診に行くと、血圧が170に跳ね上がっていました。自覚はまったくなかったのですが、救急車で医大に運ばれてさらに検査を受けました。
    2週間前の健診から赤ちゃんの体重が増えていないことと、心拍が弱まる時があったため、入院翌日の朝、帝王切開となりました。先生は丁寧に説明してくれましたが、不安しかなく、『はい』しか言えないまま同意書にサインしました。
    全身麻酔だったので、お産は一瞬でした。実感もないまま、産後目が覚めると「元気に泣いたよ」と先生に言われました。「よかった」と思ったのと同時に、産声を聞けなかったことへの悲しみがこみ上げてきました。
    痛み止めが強めだったのか、後陣痛以外の痛みはしばらく感じませんでしたが、咳やくしゃみをすると涙が出るほど痛かったです。NICUにいる赤ちゃんに会うには看護師さんか主人に連れて行ってもらうしかないのですが、血圧が安定せず、なかなか会いに行けない自分が情けなくなりました。部屋で搾乳機で母乳を絞りながら泣きました。
    今は「無事に生まれてくれたら、産み方なんて関係ない」と思えます。でも、その時は自然分娩のイメージしかなかったので、陣痛も出産の痛みも知らない自分が恥ずかしいような情けないような、そんな気持ちでいっぱいで、自然分娩した人の話を聞くのがつらかったです。帝王切開を全身麻酔でする場合は、赤ちゃんを取り上げるときに録音して、産声を聞けるようにしてほしいと願っています。

    妊娠36週以下/初めての出産 緊急帝王切開(香川県/ペンギンつむり/29歳)
  • 1人目に続き、2人目もまさかの緊急帝王切開に…!

    1人目の出産のときはずっと逆子だったので、普通分娩と予定帝王切開の両方で出産準備をしていました。しかし、結局逆子のまま破水してしまい、36週での緊急帝王切開になりました。
    2人目は予定帝王切開で準備することに。入院予定日が決まっているので、準備や上の子へのフォローがしやすく、自分の心構えもできていいなと思っていましたが、正期産に入り健診で「予定帝王切開だけど、陣痛や破水は普通に来るから気をつけて過ごしてね!」と言われ「陣痛が来る可能性もあるんだ!」と、それまでかなり余裕に過ごしていた自分の生活を見直すことに。それからは妊娠中で一番と言っていいほど気が抜けませんでした。
    1人目の時に陣痛を経験していないので、かなりびびってしまい「陣痛」をネットで検索し続ける毎日…。1人目が予定日よりも早く生まれた場合は、次の子も予定日より早くなる可能性が高いといった情報など「あらら…!」と不安に思う情報も。
    結局、入院予定日よりも数日早く破水してしまい、またしても緊急帝王切開になりました。しかし、医療機関で働いているおかげか、麻酔さえしっかり効いていれば大丈夫という妙な安心感があり、手術中は看護師さんと話すくらい余裕がありました。そして、にゅるっとした感覚があったと思ったら、あっという間に赤ちゃんが出てきました。
    切開した傷の縫合も手際よく進みました。術後おなかに手を当てて「あぁ、もうおなかにいないんだな~」と、少し寂しくなりました。
    術後の経過も良好で、麻酔が切れてきたらベッドの上でできるだけ足を動かしてプチ運動。そのおかげか、前回よりも早く、翌日すぐに歩ける自分に驚きました。まったく痛くないわけではなかったものの、痛み止めをほとんど飲むことなく入院生活を送れました。入院中に筋力がかなり落ちてしまうので、むくみを取るためにもひたすら病棟を歩いて過ごしました。

    妊娠38週/2人目の出産 緊急帝王切開(東京都/b.totoro/37歳)
  • 染色体異常だった我が子。トラブル続きの緊急帝王切開も良い経験に

    妊娠6ヶ月の健診時に、おなかの赤ちゃんがエコーで指定難病と宣告されました。染色体の異常です。「タナトフォリック骨異形成症」と…。ですが、おなかの中ではとっても元気いっぱいの子でした。
    出産は計画的に産むため、陣痛促進剤を朝8時から始めて、夕方4時に破水。私は順調にお産が進んでいると思っていました。だけど、医師から「赤ちゃんが頭を丸めず顔面から出ようとしている!緊急帝王切開になります!」と言われました。
    「えっ?赤ちゃんが顔面から出ようとしてるって…?」いきなり言われて私は混乱しましたが、同じ時間に陣痛が来ていたもう1人の妊婦さんが痙攣を起こし、先にそちらの妊婦さんが緊急帝王切開になりました。私はそのまま待つことになり、またしても「え…?どういう状況なの?」と。
    10分くらい待たされた後、ようやく準備が始まり、旦那さんも手術室に行き、そのまま帝王切開になりました。病気の子だったので、最初に見た旦那が1番のびっくりだったようです。赤ちゃんは3時間半、私達に家族の時間をくれました。旦那さんにはいい経験になり、私にとってもかけがえのない経験となりました。傷口はまだ痛いですが、自然分娩と緊急帝王切開のどちらも経験できて良かったです。

    妊娠37週/2人目の出産 緊急帝王切開(静岡県/ことちゃんママ/37歳)
  • 臨月に入る前に破水…!入院後も陣痛は来ず、最終的に緊急帝王切開に

    妊婦健診で「次回から週1で健診になるわね~」なんて先生と話していた翌日。朝起きて「何かおかしい?」と思い、トイレへ向かうと、破水していました。
    35週6日だったので「まさかまだ生まれないだろう」と入院準備をしていなかったため、必要最低限の物だけ用意して、陣痛タクシーで主人と共に病院へ向かいました。
    実は、私は「破水したらすぐに生まなければいけない」という認識はなかったんです。この歳にして知らないのもおかしな話なのですが…その時点では「破水しても病院で早く処置すれば、陣痛が来るまで無理に産まなくてもいい」と思っていました。 しかし、病院で内診した先生から「子宮口が閉じていますので、陣痛促進剤を点滴します」と言われ…。わけもわからず、されるがままでした。
    入院1日目はそうして終わり、夜寝ようと思ったら、隣りのベッドにもう1人陣痛に耐えている妊婦さんがいることに気づきました。激しい陣痛、それでも開かない子宮口。その方は苦痛で一晩中叫んでおりました。結果、わたしも眠れず…。「明日は我が身だな~」と思ってました。
    入院2日目の朝、NSTを取り付け、陣痛促進剤を再開したその時、「胎児に異変が…!」と言って、陣痛室に先生と助産師さん達が来るわ来るわ…。そして、緊急帝王切開になることが決まりました。
    そこからは怒涛の出産でした。取り付けられる酸素マスク。そして、剃毛してオシッコの管を取り付けられ、手術室へ。夜眠れなかった私は眠くて眠くて…。でも、気合いを入れて「赤ちゃんが出てくるまではしっかり起きていなくては!」と思ってました。
    そして、ついにその時が来ました!「赤ちゃん、出まーす。」と先生がおっしゃって、数秒して「ほぎゃー」とひと泣き。「えっ?これだけ?1回しか泣かないの??」とは思ったけれど、何も言えず…。病室へ戻り「後で赤ちゃん連れてきますね!」という看護師さんの言葉を聞いた直後に爆睡。その夜は麻酔が効いているので寝れる寝れる!
    しかし翌朝…赤ちゃんが連れて来られていない事に気付いて、看護師さんに確認。そして、赤ちゃんが低体重で生まれたため、低酸素発作を起こしてNICUに入った事を知ったのです(でも、今は元気に走り回ってますけどね)。

    妊娠36週以下/初めての出産 緊急帝王切開(東京都/りこ/41歳)
  • 高血圧で緊急帝王切開に…!疲れと不安で手術前に大号泣しました

    初産で緊急帝王切開でした。理由は高血圧です。妊娠してから禁煙をしたら正常値になり、定期健診では何も問題なかったので、詳しい原因はわかりません。
    出産予定日から1日過ぎた夕方頃、本陣痛が始まりました。陣痛間隔をアプリで測っていましたが、実際に病院へ連れて行ってもらったのは6時間くらい経った22時頃でした。前日の夜に一度帰されたことと、初めてで冷静さを失っていたと思います。
    すでに陣痛は7~8分間隔くらい。血圧測定のとき、何度も測り直され「高いのかな?」と思いましたが、陣痛で気に止めてませんでした。その後、助産師さんは出ていきました。
    里帰り出産でしたが、立ち会い希望の旦那に連絡しようか迷っていると「至急、旦那さんに連絡してください!」と戻ってきた助産師さんに言われました。「え、もう生まれるの!?」と1人慌てる私。「血圧が高いので、緊急帝王切開になります。今から準備するから荷物置いて移動しますね!」と…。旦那と電話しながらそれを聞いた私。「…マジで…?」そして、それを電話越しで聞いていた旦那は「すぐ行く!」と。
    その後、出産まで怒涛の数時間でした。手術台へ寝かせられ、素っ裸にされ、あそこの毛を少し剃られ…。手術の説明をされ、同意書にサインをし、陣痛の合間に腰から麻酔を打たれ…1人だったので心細いし、陣痛や麻酔であちこち痛いし、すでに疲れて、不安はMAXでした。手術直前、旦那と母に会わせてもらえましたが、2人の顔を見た瞬間、安心感から大号泣してしまいました。
    そして手術開始から1時間半~2時間弱くらいでしょうか。我が子の元気な泣き声が聞こえたときは、本当に安心して涙が出ました。
    立ち会い出産を希望だったので残念でしたが、母子ともに命あってのことなので、先生には感謝しています。1歳になった我が子は元気に過ごしています。現在2人目妊活中ですが、次はどんなお産になるのか、今から楽しみです。

    妊娠40週/初めての出産 緊急帝王切開(愛知県/ゆみち☆/33歳)
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