妊娠5ヶ月 妊娠16週,17週,18週,19週(妊娠中期)の健診のポイント 妊娠5ヶ月

体験談はベビカムで募集したママたちの投稿を掲載しています。あくまでも一個人の経験としてお読みください。症状や対処の判断は、医師にご相談ください。


この記事を監修したのは…

堀口 貞夫先生

元愛育病院院長・産婦人科医師

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元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。

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山本智美さん

聖母病院看護部長・助産師

山本智美さん写真

聖母病院(東京都新宿区)勤務。いつも妊婦さんの気持ちを大切に、優しく、ときには厳しくコミュニケーションしている。「相手の立場に立った、わかりやすい相談」がモットー。妊娠・出産・育児に不安を感じる妊婦さんたちを、安心に導くかたわら、近年は妊娠からの食育の提案する活動(妊娠食育研究会)、メンタルヘルスの支援、高校生の性教育にも積極的に取り組んでいる。

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2020.02更新

妊婦健診の内容 健康チェック

出生前診断はママとパパでよく話し合って

最近「新型出生前検査」としてマスコミなどで、妊婦さんの血液を使って胎児の先天異常の診断ができる検査が話題になりました。これは赤ちゃんが13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーという三種類の染色体の数に異常がある場合、お母さんの血液に漏れ出した赤ちゃんの血液細胞の13番や18番や21番染色体が多いことをDNA分析の手法を使って調べようというものです。これまでは妊娠16週頃に妊婦さんのお腹に針を刺し、子宮の壁を通して胎児の羊水を15〜20ml採取しこの中の胎児細胞を培養して染色体の検査をして診断していたのです。しかしこの検査では、羊水を採取するという操作で稀ではありますが起こる感染や出血などのために流産する場合が300回の検査で一回くらい起こるのです。
統計的に見て35歳以上の高齢出産の場合、ダウン症などの先天性染色体異常児が生まれる確率が高くなります。出生前診断として、染色体異常児である確率を調べる羊水検査を、妊娠16週前後に受けることができますが、これはあくまで妊婦さん側の希望により行われる検査で、高齢だからといって医師から受けるよう言われることはありません。母体の腹壁に針を刺して羊水を採る、羊水穿刺という検査方式で行い、この検査をすることで流産をひき起こす割合が0.2%程度あるといわれます。
羊水検査を受ける前に、ある程度の確率を計る、採血だけのクアトロテストという検査もあります。いずれにしろ医師に十分な説明を受け、母子に与える影響、倫理的な議論があることを知ったうえで、検査を受けるかどうか検討しましょう。

(堀口貞夫先生)


妊娠中知っておきたいこと 健康チェック

助産師さんは強い味方?

産婦人科に通うようになると、「助産師」さんという存在を改めて認識するようになるでしょう。助産師さんと看護師さんは同じようなユニフォームを着ていることが多いので、見分けるのはなかなか難しいのでは? 助産師は、お産についてのより専門的な知識と技術を有し、正常に経過する妊娠分娩をサポートし、介助し、必要な処置をする事ができる資格を持った専門職なのです。(様々な妊娠分娩の異常に対する処置は医療行為ですから医師しかできません)産褥期の母親や新生児そして授乳に必要なケアまでをサポートしてくれます。妊娠中や産褥期の生活・栄養の注意や避妊などなんとなく医師には尋ねがたいこと、聞きそびれてしまったことや、更にはちょっとしたからだの不調などは、遠慮なく助産師さんに尋ねてみては。きっと力になってくれるはずですよ。

(山本智美さん)


妊娠中の食事 健康チェック

鉄分、カルシウムを多く含んだ食事を心がけましょう

骨や歯をつくる働きがあるカルシウムは妊娠前から不足しがちです。牛乳、ヨーグルト、小魚などをうまく献立に取り入れましょう。また、妊娠すると鉄分が不足しやすい状態になりますし、赤ちゃんの成長にも欠かせません。鉄分の必要量は、妊娠前の6.5mg/日よりも妊娠初期は2.5mg/日、妊娠中期以降は9.5 mg/日多く必要となります。

鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があります。ヘム鉄は肉や魚介類などの動物性の食材に多く含まれ、非ヘム鉄と比べて体内に吸収されやすい性質を持っています。非ヘム鉄は野菜や穀物、海藻類などの植物性の食材に多く含まれ、ヘム鉄と比べて吸収率は低いですが、タンパク質やビタミンCと一緒に摂ることで吸収率を高めることができます。

(山本智美さん)

妊娠5ヶ月の体験談

体験談はベビカムで募集したママたちの投稿を掲載しています。あくまでも一個人の経験としてお読みください。症状や対処の判断は、医師にご相談ください。

  • すぐそばで成長を感じとれる胎動に感動!

    新年を迎えて正月太りでふっくらし始めた18週2日目。お腹がぎゅるぎゅる動いて、初めは食べ物を消化している音かなと思っていたのですが、頻度や時間帯が合わなかったので調べてみたら世に言う初めての「胎動」でした。それまでは検診で心拍確認をすることでしか赤ちゃんの無事を知ることができなかったので、胎動を感じ始めてからは、すぐそばで毎日元気に成長してくれているのだという実感が湧き、とても嬉しかったです。しばらくは夫にはわからない私だけの胎動の感覚でしたが、日を経るごとに動きも大きくなり、20週頃には夫も外から感じることができて喜んでいました。

    妊娠5ヶ月/初めての妊娠 (東京都/あおばくんのママ/29歳)
  • 「生きている」と感じる胎動。

    胎動が14週ごろから感じられました。 ほんの少しですが「ぽこっ」と動くような感じが横になってお腹に手を当てていると、ときどきといった感じでした。 「生きてるな…」と安心していました。 また、安定期にはいって義両親にも報告し、喜んでくれました。

    妊娠5ヶ月/2人目の妊娠 (岡山県/まあちゃん/29歳)
  • お腹がポコポコ。泡?腸の動き?これが胎動かっ!

    最初はお腹がぽこぽこ、泡が出る感じがしました。腸の動きのような気もして胎動と確信が持てませんでしたが、だんだん動きがはっきりしてきてこれが胎動か!と嬉しくなりました。仰向けになっている時により強く感じたような気がします。

    妊娠5ヶ月/初めての妊娠 (山口県/なぎ/29歳)

妊娠5ヶ月の超音波画像

  • 妊娠5ヶ月 18週0日

    出産予定の助産院で初妊婦検診。
    やっぱり胎盤が低いみたい。まだ上がる可能性はあるから様子見です。
    赤ちゃんはとってもよく動いていた♪助産師さんに笑われるくらい。

  • 妊娠5ヶ月 16週2日
  • 妊娠5ヶ月 17週4日

    ちょうど手でお顔を隠してたよ

  • 妊娠5ヶ月 17週4日

    モノクロよりかはちょい見せw

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