転落や誤飲などの事故防止を
声をだし、手でものをつかみ、口にもっていくことができます。うつ伏せが嫌いで、寝返りをうたない子もいますが、多くは寝返りができます。早い子では腹ばいでの移動をはじめる赤ちゃんもいます。タバコやボタンなど口に入れたら危険なものを床に置かないなど、部屋の中を点検し、安全管理を徹底します。また、ベッドや台の上からの転落には十分注意します。
見つかりやすい体のトラブル
お母さんからもらった免疫が切れる時期のため、かぜをひきやすくなったり突発性発疹(「突発性発疹(三日熱発疹症)」)にかかることがあります。先天的な病気の多くは、ほとんどみつかっていますが、この時期には脳性まひ(「脳性まひ」)、精神遅滞(「精神遅滞(知的障害)」)、視力や聴力障害、斜視(「斜視」)などの診断がはっきりしてきます。
この時期に気になること
Q 皮膚がカサカサ。アトピー性皮膚炎が心配
A アトピー性皮膚炎かどうかは、小児科を受診して診断を
皮膚の異常はアトピー性皮膚炎だけでなく、脂漏性湿疹や接触皮膚炎など、さまざまなものが考えられます。
本来、赤ちゃんの皮膚は乾燥しやすく、ちょっとした刺激にも敏感で、すぐに赤くなったりします。ですから、カサカサしたり赤くなったからといってすぐにアトピー性皮膚炎と決めつけないで、まずはおふろあがりなどのスキンケアをまめにしてみてください。
それでもよくならないときは、小児科を受診して、原因を調べてもらいましょう。
Q 夜、なかなか寝ない
A 生活リズムをつくり、寝る前に興奮させないようにしましょう

寝てほしいときに寝ずに、寝てほしくないときに寝てしまう。これは赤ちゃんにはよくあることで、ある程度はしかたのないことです。しかし、親の都合で寝る時間が毎日異なるような生活よりも、おおよそ決まった時間に食事をして、おふろに入れて、パジャマに着替え、電気を消して寝かせるという、一連の生活リズムをつくるほうが、決まった時間に寝ることが多いようです。ただ、生活リズムを変えるには時間がかかります。あせらずに、時間をかけて改善するようにしましょう。
また、寝しなに興奮させるのも眠りをさまたげます。寝る前はあやしたりせず、静かにすごしましょう。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。