とっさのときの救命・応急手当て
救命手当てと応急手当て
子どもの死因、不慮の事故がトップ 子どもの急病や事故は、発育と密接に関連しています。0歳では、先天異常が死因の第1位ですが、1歳から14歳児では、不慮の事故が…
手当ての援助を頼む
周囲の人に助けを求める 子どもの生命を救うためには、一刻も早く救急処置を行うことが大切です。同時に、近くにいる人に助けを求めることも必要です。大声で「だれかきて…
119番に通報する
「救急」であることを告げる 119番に連絡がついたら、つぎのように対応してください。 ①電話がつながると、「火事ですか、救急ですか?」と応答があります。落ち着い…
急病の子・けがをした子を運ぶ
なるべく動かさないで手当てを。人手をかけて運ぼう 急病の子どもやけがをした子どもは、なるべくその場を動かさないで手当てします。しかし、車道や火災現場など、手当…
急病の子・けがをした子を寝かせる
意識があっても、顔色などをよく見ましょう 意識があるときは、子どもにとってもっともらくな姿勢にして、安静にしましょう。 不安がる子どももいますので、子どもを…
意識の有無を見分ける
呼びかけて、意識があるかをみる 肩などを軽くたたきながら、耳元で「〇〇ちゃん、だいじょうぶ?」「どうしたの?」などと声をかけます。軽くつねって反応をみるのも1つ…
呼吸の有無を見分ける
気道とは 鼻からのど、気管をへて肺までの空気のとおり道を気道といいます。 気道がふさがっていると、呼吸をすることができません。気道を開放する方法を気道確保と呼…
人工呼吸を行う
呼吸をしていなければ、胸骨圧迫、人工呼吸を行います。1歳以上の子どもに行う人工呼吸 1歳以上の子どもの場合は、口対口人工呼吸を行います。 ①気道を確保する …
胸骨圧迫を行う
呼吸や反応がないときは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を行います。胸骨圧迫を行う部位をさがす 1歳以上の場合 ①圧迫する部位をさがす 胸骨圧迫で圧迫す…
胸骨圧迫+人工呼吸
人工呼吸と胸骨圧迫を組み合わせて行う 呼吸や反応がない場合は、人工呼吸と胸骨圧迫を交互に行います。人工呼吸を省略して胸骨圧迫のみ行っても効果はあります。 16歳…
大出血を止める
大出血したとき 出血があるときは、動脈からの出血か静脈からの出血かを判断します。傷口から鮮紅色の血液が勢いよくピュッ、ピュッと吹きだしているときは、動脈からの…
