外出はあたたかい日に時間を決めて
3か月ごろになると首がすわり、モロー反射などの原始反射が消えてきます。お母さんもようやく赤ちゃんの扱いにも慣れ、家族連れで外出する機会もふえてくるでしょう。外出するときは、外気温に適した衣類を着せ、直射日光や人ごみを避け、かぜなどの感染には十分注意するようにしましょう。また、BCGをはじめとした予防接種がはじまる時期ですから、健診のときに受ける日を確認しておきます。
離乳準備についてわからないことは、小児科医や保健師に相談しましょう。
みつかりやすい体のトラブル
先天性心疾患、発育性股関節形成不全、筋性斜頸、ヘルニア、停留睾丸、脳性まひなど。また乳幼児突然死症候群(SIDS(「乳幼児突然死症候群」))が心配される時期でもあります。
この時期に気になること
Q うんちが2日に1回しかないが?
A 吐かなければ、母乳やミルクはふつうに飲ませてかまいません
図「無題」
生後2〜3か月の赤ちゃんは、いきむ力が十分ではないため、便秘することがよくあります。2〜3日うんちがでなくても、吐かなければふつうに授乳してかまいません。綿棒にベビーオイルをつけて、肛門の入り口を刺激してあげると、でることがあります。
ただし、あまり長期に便秘が続くと、腸が引きのばされて便秘が慢性化しやすくなります。便秘が4日を超えたら浣腸したり、どうしてもくり返し、うんちがかたくて苦しそうなら小児科を受診し、うんちをやわらかくするための投薬を受けることもあります。
Q 母乳以外の飲み物をいやがるが?
A むりに母乳以外の飲み物を飲ませる必要はありません
母乳だけで満足しているようなら、むりにほかの飲み物を与える必要はありません。いまは、ほしがるだけ母乳を飲ませてあげてください。
ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。
掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。