乳児健診 ここが知りたい(にゅうじけんしんここがしりたい)

病院でほかの子どもからの感染が心配


健診専用の時間や別の部屋を設けている小児科で受診するのが理想的


 病医院のなかには、一般患者と健診の子どもをいっしょに診察しているところがあります。たしかに、健診目的で来院した子どもに、病気が感染してしまう可能性がないとはいえません。
 かかりつけの小児科がこのスタイルであるなら、健診にいく前に、一度電話をかけて、外来患者が少ない時間帯を教えてもらいましょう。なかには健診専用の時間や部屋を設けて、診療しているところもあります。

健診に持参するといいものは?


質問事項を書いたメモや、筆記用具があると聞き忘れがなくて安心


 月齢に関係なく、健診に持っていくものは、母子健康手帳はもちろん、日ごろから心配に思っていたことを書いたメモや、先生の話を書きとめるための筆記用具があると安心です。
 授乳時間にあたりそうなら1回分のミルク、おむつの替えを2~3枚、診察中に嘔吐することもあるので、着替えも忘れずに用意しましょう。
 人見知りをするころの赤ちゃんなら、お気に入りのおもちゃがあると落ち着きます。
 また、上の子どもを連れていく場合、あきさせないために、おもちゃや絵本があるといいでしょう。
図「健診に持参するといいもの」

つぎの健診までの注意点は?


ふだんから赤ちゃんの動きや発達のようすを観察しておきます


 健診では赤ちゃんが緊張のために泣くことはめずらしくありません。だからといってすぐに異常と判断されることはありませんが、健診で大切なのは診察中の赤ちゃんのようすだけでなく、お母さんがふだんのようすをどの程度、健診医に伝えられるかです。お母さんは、日ごろから赤ちゃんの動き方や発達状態を観察し、それらを医師に報告できるようにしておきます。
 また病気になったら、そのつど母子健康手帳に病名や経過を書いておくと、健診で相談するときの参考になります。
 医師から「体重のふえ方が少ないので授乳回数をふやしてみましょう」「ミルクなら乳首を変えてみましょう」といった具体的な指示がでたら、次回の健診まで守るように努力します。守らないでいると、次回の健診では、それらの対処でよいのか悪いのかの判断ができなくなります。

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