食生活の改善が第一
便秘は、排便がスムーズにできるように便をやわらかくし、便秘にならないよう予防することが第一です。便がかたくなると、排便時に痛んだり、肛門が切れるなどのトラブルが起こりやすくなり、排便をがまんしたり、こわがって、ますます排便が困難になります。
日ごろから繊維質を多く含む野菜や海藻類をとるように心がけます。同時にある程度の油脂分も必要です。揚げもの、バターソテーなどをじょうずに献立に取り入れましょう。また、規則正しい時間に食事をすることも大切。食事によって排便のリズムがととのいやすくなります。
朝食後、登園や登校の前に排便ができるよう時間に余裕をもちましょう。
乳児期はマッサージや綿棒浣腸
赤ちゃんの便がかたくなったら、砂糖水(白湯に砂糖を5%程度の割合で溶かしたもの)や市販のマルツエキスを飲ませると、改善されることがあります。離乳食を開始しているなら、オレンジやプルーンジュース、プレーンヨーグルトを与えてもよいでしょう。
1~2日、排便がないときは、オリーブオイルにひたした綿棒を2cmくらい肛門に入れ、出口を広げるつもりで軽く動かします。
毎日やると、肛門が切れることもあるので注意しましょう。
図「綿棒浣腸」
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