病院選び 出産

2020.2更新

大病院 VS 個人産婦人科医院 VS 助産院

「どこで出産すべき?」の答えは、きっと人それぞれ。産科医不足で選ぶ余地のあまりない方もいることでしょう。その中でもできるだけ、自分にとって安心な場所を選びましょう。 妊娠中や、産後の入院中、産後の健診…いろいろな観点から、どの場所が自分の出産に向いているかどうか見極めましょう。

●大病院

大病院のメリットは、出産に関してトラブルが起こった場合、最新の医療設備が整っていたり、スタッフが揃っていたりするので安心ということ。NICU(新生児集中治療室)もあるので、赤ちゃんに万一のことがあっても、すぐに対応してもらえます。デメリットは、待ち時間が長いことが多く、妊婦健診時の先生が出産時に担当するとは限らないなどです。

大学病院・総合病院の「みんなの出産体験記」はこちら

●個人の産婦人科医院

個人の産婦人科医院のよさは、同じ先生に、妊娠中から産後まで診てもらえる安心感があること。また、医院ごとに特徴があり、無痛分娩ができる、ママに対するケアが充実していて、産後のママにマッサージやエステなどのサービスがある、など自分の好みに近い施設を選べることです。家の近所の産婦人科に行く場合、産後、家族ぐるみの付き合いができるママ友に出会えるかもしれないですね。出産時に万が一母子にトラブルが起こった場合は、最新の医療設備のある提携先の病院に搬送されることが決まっています。

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●助産師さんが開業している施設

助産師さんが開業している施設では、画一的な出産ではなく、フリースタイルで産めるなど、妊婦さん個人の出産に対する要望を相談できることが多いようです。病院の分娩台ではなく、アットホームな雰囲気の部屋で、できるだけ自然な出産をしたいというママに支持されています。助産師さんは医療行為ができないので、万が一のとき母子を搬送できるように近隣の病院と提携しています。

以上の主な違いを知っておき、あとは実際に産んだ方の感想や、近所の方の評判を聞くことも重要ですね。
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