重症にならないために塩分をひかえ、体を休めます
どんなトラブル?
重症(最高血圧160mmHg以上、最低血圧110mmHg以上)になると入院治療が必要です。妊娠中、もっとも避けたいトラブルです。
赤ちゃんへの影響
お母さんが子癇(突然全身にけいれんが起きて昏睡状態になる)を起こすと、母児両方の生命に危険がおよびます。そのときは緊急に帝王切開をします。また、常位胎盤早期剥離(「常位胎盤早期剥離」)の約4割は、妊娠高血圧症候群が原因で起こるといわれています。
おもな注意
家族に高血圧が多い人、太りすぎの人、糖尿病や慢性腎炎の人、高齢出産の人、多胎妊娠の人、前回、妊娠高血圧症候群になった人、貧血で血管が弱っている人、濃い味つけが好きな人、仕事が忙しい人などです。
予防
①塩分はひかえます。
②太りすぎは妊娠高血圧症候群の原因に。高脂肪、高糖質の食事はひかえます。
③青背魚や大豆食品など、高たんぱく食をとりましょう。
④散歩など、適度な運動をします。
⑤過労を避け、体を休めます。
⑥ストレスをためないようにします。
⑦妊婦健診をかならず受けます。

妊娠高血圧症候群予防には、塩分をひかえるのが大原則です。また、血管を強くし、太りすぎないために、高たんぱく・低カロリーの食事にします。
ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。