多胎妊娠(たたいにんしん)

妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、早産などに気をつけます

どんなトラブル?

 ⇒ ふたご以上の妊娠を多胎妊娠といいます。最近は、不妊治療による多胎妊娠もふえています。1人の妊娠より母体への負担は大きく、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、貧血、早産などが起こりやすくなります。

赤ちゃんへの影響

 ⇒ 赤ちゃんの数が多いほど、1人あたりの体重は少なくなり、胎児死亡や出生後のトラブルがでてきます。また一卵性のふたごでも成長に差がでることがあり、それが極端な場合は、1人が胎児死亡する危険性もあります。
 出産はかならずしも帝王切開になるわけではありませんが、最近は帝王切開を選択する病・産院が多いようです。

対応

 ⇒ 妊娠高血圧症候群と妊娠糖尿病の予防のために、塩分と糖分をひかえます。また妊娠後期には子宮口が開き気味になるので、できるだけ横になって安静にします。妊娠全期間をとおして、運動や旅行はひかえたほうが安心です。
 多胎の場合は早産になることが多いので、一般的には出産予定日の約2か月前から入院して、ようすをみます。

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