子宮内胎児発育遅延とは?(しきゅうないたいじはついくちえんとは)

 胎児の発育が遅れたり止まったりする状態で、2タイプあります。①胎児の形態異常、染色体異常、胎内感染などが原因で妊娠7か月以前から起こり、体のすべての部分が標準より小さいタイプ。②妊娠8か月以降、胎盤機能不全で胎児が栄養失調になるといった場合です。
 子宮内胎児発育遅延の90%は②のタイプで、妊娠高血圧症候群などの合併症が原因です。治療効果は期待できますが、分娩時に胎児仮死になる可能性も50%あります。

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