血液・血漿交換(137件)
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口の中にもチアノーゼがみられたら先天性心疾患の可能性が
図「無題」 血液中の酸素量が少なくなり、唇や爪が、紫色に見えることをチアノーゼといいます。唇や爪は、毛細血管を皮膚の表面から観察しやすいため目立つのです。 …
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心室中隔欠損
どんな病気? 左心室と右心室とをわける壁(中隔)に穴があいていて、肺への血流量が増加するなどの障害が起こります。 症状 心室の中隔に穴があいている病気ですが、穴…
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心房中隔欠損
どんな病気? 左心房と右心房とのあいだの壁(中隔)に、穴があいている状態です。左心房の血液が、穴をとおって右心房へ流れ込み、さらに右心室へ流れます。 症状 心房…
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肺動脈弁狭窄
どんな病気? 肺動脈弁、もしくは弁の周辺にせまい部分があるため、血液が流れにくくなる病気です。 症状 右心室から肺へ血液が送られる肺動脈には、血液が逆流しないよ…
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動脈管開存
どんな病気? 動脈管が閉じていないために大動脈から肺動脈に血液が流れ込み、肺への血液量が増加します。未熟児に多くみられます。 症状 生後24時間で閉じるはずの動…
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心内膜炎
どんな病気? 心筋のもっとも内側(心内腔側)をおおう心内膜に炎症が起こります。 症状 発熱、心雑音、息切れ、動悸、不整脈などの心臓症状のほか、心臓、脳、腎臓など…
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そのほかの先天性心疾患
大動脈縮窄 大動脈の一部がせまくなっています。ほかの形態異常と同時に起こる複合型がほとんどで、重い病気です。心室中隔欠損(「心室中隔欠損」)や、動脈管開存(「…
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病気ではないのに心雑音が聞こえることがあります
心臓を聴診すると異常とはいえない雑音が聞こえる場合があります。多くは子どもで聞かれますが、成長とともに消失します。これを機能性心雑音といいます。 子どもの心…
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川崎病
どんな病気? 高熱、リンパ節のはれ、発疹、白目の充血、イチゴ舌、手足のむくみなどが起こります。心臓の冠動脈に炎症が起こるなど、後遺症の多い病気です。 症状 高熱…
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不整脈
どんな病気? 心臓の脈拍のリズムが遅くなったり、速くなったり、不規則になります。健康な子にも起こることがあります。 症状 動悸や息切れなどがおもな症状です。赤ち…
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動静脈瘻
どんな病気? 本来、毛細血管を経由してつながるはずの動脈と静脈が、血管にできた瘻孔(組織が欠けている状態)のために、直接つながってしまう病気です。 症状 瘻孔は…
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血液・リンパ節の病気
血液のしくみとはたらき 血液は、約55%の液体成分の血漿と、約45%の細胞成分の血球(赤血球、白血球、血小板)からできています。白血球は、形や性質がちがう顆粒…
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赤血球の病気(貧血)
血液は、体のすみずみから運ばれてきた二酸化炭素を肺で放出し、かわりに空気中の酸素を取り入れます。これをガス交換といいます。 ガス交換がスムーズにいくのは、赤…
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再生不良性貧血
どんな病気? 骨髄に異常があるため、骨髄でつくられる血液細胞の造成が著しく低下し、赤血球、白血球、血小板がともに減少する病気です。 症状 一般的な貧血症状のほか…
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好中球減少症
どんな病気? さまざまな病気、あるいは状態により、白血球のうちの好中球が減少して、感染を受けやすくなります。 症状 感染症、とくに細菌や真菌の感染症にかかりやす…
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無顆粒球症
どんな病気? 好中球減少症(「好中球減少症」)の重症型です。白血球のうちの好中球がゼロになった状態をいいます。数日のうちに重症感染症が起こります。 症状 感染症…
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慢性肉芽腫症
どんな病気? 先天的に好中球の殺菌能力が低下しているため、細菌感染をくり返す病気。白血球機能異常症ともいいます。 症状 乳児期から、おできなどの皮膚の化膿性病変…
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出血性の病気
どこかにぶつけたなど、思いあたることもないのに出血が起こり、いったん出血すると止まりにくくなる傾向がある(出血傾向)病気を、出血性の病気といいます。 原因は…
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血管性紫斑病(アレルギー性紫斑病)
どんな病気? 急性扁桃炎(「急性咽頭炎・扁桃炎」)など上気道感染のあと1~3週間くらいして、手足に赤、あるいは紫色の発疹がでる病気です。ほとんどの場合、自然に治…
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特発性血小板減少性紫斑病
どんな病気?骨髄での血小板の造成には異常がありません。感染ウイルスに対して抗体がつくられ、その抗体によって血小板がふつう以上に破壊され減少します。 症状 急性上…
