再生不良性貧血(さいせいふりょうせいひんけつ)

どんな病気?


骨髄に異常があるため、骨髄でつくられる血液細胞の造成が著しく低下し、赤血球、白血球、血小板がともに減少する病気です。

症状


一般的な貧血症状のほかに、白血球が減少するため、さまざまな感染症にかかりやすくなります。また血小板減少による出血傾向が現れます。

原因


血液をつくる骨髄がおかされ、赤血球、白血球、血小板が減少して起こります。原因は不明ですが、薬剤や化学物質が関与している可能性もあります。また、自己免疫疾患(「アレルギーと免疫異常の病気」)ではないかとも考えられています。

治療


たんぱく同化ホルモンや、副腎皮質ホルモンの投与などが行われます。最近では早い時期に骨髄移植が試みられるようになりました。

家庭でのケア


打撲やけがを避けるなど、出血や感染に対しての細やかな心配りが必要です。

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