川崎病(かわさきびょう)

どんな病気?


高熱、リンパ節のはれ、発疹、白目の充血、イチゴ舌、手足のむくみなどが起こります。心臓の冠動脈に炎症が起こるなど、後遺症の多い病気です。

症状


高熱が続き、白目が充血します。舌に赤いブツブツができ、イチゴのようになります。首のリンパ節がはれ、発熱から2~3日すると体じゅうに発疹がでます。手足がかたくむくんだり、手のひら、足の裏が赤くなります。発熱から10~12日すると、手足の指先から皮がむけます。
 後遺症として心臓の血管の一部にこぶのようなふくらみ(冠動脈瘤)ができることがあり、冠動脈瘤ができると、血管が細くなったり心臓に血液が流れず、突然死することもあります。

原因


原因は不明です。4歳以下の子どもに多くみられます。

治療


入院して治療を受けます。心臓の合併症を防ぐため、アスピリン、ガンマ―グロブリン製剤を投与します。
 心臓の血管に冠動脈瘤ができ、突然死が起こる割合は、0.7%以下に減ってきています。かりに冠動脈瘤ができても、大半の場合は、2年以内に消えてしまいます。

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