どんな病気?
心臓の脈拍のリズムが遅くなったり、速くなったり、不規則になります。健康な子にも起こることがあります。
症状
動悸や息切れなどがおもな症状です。赤ちゃんの場合、熱もないのに元気がなくなり、ミルクの飲みが悪くなります。幼児以上の場合は「心臓がドキドキする」と訴えたりします。
原因
心臓は、心臓の筋肉(心筋)を規則的に収縮させながら、血液を全身に送り出しています。心筋は、弱い電気によって動くしくみになっていて、この電気が、規則正しくつくられなかったり、またつくられても途中で止まってしまうと、心筋は同じリズムで収縮しなくなり、脈拍が乱れ、不整脈を起こします。生まれつきの原因で起こる場合と、なんらかの病気にともなって起こる場合とがあり、健康な人にもみられます。
治療
治療を必要としないものも少なくありません。症状によっては心電図をはじめとする検査を行い、症状に合った治療法が用いられます。急に脈拍が速くなる発作性上室性頻拍症では、薬剤や電気刺激で不整脈を止めます。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。