心臓(88件)
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先天性心疾患
どんな病気? 生まれながらにもっている心臓の形態異常で、100人に1人の割合でみられます。 症状 先天性心疾患のなかでもっとも多いのが心室中隔欠損(「心室中隔欠…
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動脈管開存
どんな病気? 生後、自然に閉じるはずの動脈管が閉じていない状態で、大動脈から肺動脈に血液が流れ込んでしまうため、呼吸困難におちいります。 原因 動脈管は大動脈と…
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妊娠初期の感染は、先天性風疹症候群の可能性も
妊娠3か月くらいの初期に風疹に感染すると、生まれてくる子どもに、白内障(「白内障」)や緑内障(「緑内障」)などの眼疾患や、難聴(「難聴(乳幼児)」)、先天性心…
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手足口病
どんな病気? 手足や口の中に水疱ができる感染症です。おもに夏に流行します。乳幼児によくみられます。 症状 手のひら、足の裏、足の甲、ときに膝や臀部に、3~5mm…
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呼吸器の病気
呼吸器のしくみとはたらき 鼻や口から吸い込まれた空気は、咽頭、喉頭、気管、気管支などへすすみます。さらに気管支から枝分かれした細気管支をとおり、その先にある肺…
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睡眠時の無呼吸は肺や心臓への合併症を引き起こすことも
鼻で息をするのがもっとも生理的で能率のよい呼吸法ですが、眠りに入ったとたん、鼻腔、咽頭、喉頭などの上気道を支えている筋肉の緊張がゆるんで、上気道がせまくなり、…
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心臓・血管の病気
心臓・血管のしくみとはたらき 心臓の内部は、左右にそれぞれ心房・心室という部屋がならんでいて、全部で4つの部屋に区切られています。心房と心室は、弁でつながって…
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先天性心疾患
先天性の心疾患は、生まれつき心臓に形態の異常がみられ、血液の流れにトラブルが起こる病気です。形態異常がみられる場所、内容はさまざまです。 肺への血液の流れを…
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口の中にもチアノーゼがみられたら先天性心疾患の可能性が
図「無題」 血液中の酸素量が少なくなり、唇や爪が、紫色に見えることをチアノーゼといいます。唇や爪は、毛細血管を皮膚の表面から観察しやすいため目立つのです。 …
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心室中隔欠損
どんな病気? 左心室と右心室とをわける壁(中隔)に穴があいていて、肺への血流量が増加するなどの障害が起こります。 症状 心室の中隔に穴があいている病気ですが、穴…
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心房中隔欠損
どんな病気? 左心房と右心房とのあいだの壁(中隔)に、穴があいている状態です。左心房の血液が、穴をとおって右心房へ流れ込み、さらに右心室へ流れます。 症状 心房…
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肺動脈弁狭窄
どんな病気? 肺動脈弁、もしくは弁の周辺にせまい部分があるため、血液が流れにくくなる病気です。 症状 右心室から肺へ血液が送られる肺動脈には、血液が逆流しないよ…
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ファロー四徴症
どんな病気? 4つの心臓の形態異常を合わせもっている病気です。肺動脈がせまいと重いチアノーゼなどの症状をともないます。 症状 心室中隔欠損、肺動脈狭窄、大動脈が…
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動脈管開存
どんな病気? 動脈管が閉じていないために大動脈から肺動脈に血液が流れ込み、肺への血液量が増加します。未熟児に多くみられます。 症状 生後24時間で閉じるはずの動…
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特発性心筋症
どんな病気? 心筋に原因不明の異常が生じ、心臓のはたらきが低下する病気です。拡張型、肥大型、拘縮型とがあり、この病気のほとんどが拡張型と肥大型です。 症状 心臓…
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心筋炎
どんな病気? ウイルスの感染で心筋が炎症を起こし、心臓のはたらきが低下します。心筋全体がはれて心臓が肥大します。 症状 発熱やせきなどのかぜ症状のあと、数日から…
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心膜炎(心外膜炎)
どんな病気? 心臓の外側をおおっている心膜に炎症が起こる病気です。心筋に炎症がおよぶこともあります。 症状 発熱、胸の痛み、呼吸困難がおもな症状です。胸の痛みは…
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心内膜炎
どんな病気? 心筋のもっとも内側(心内腔側)をおおう心内膜に炎症が起こります。 症状 発熱、心雑音、息切れ、動悸、不整脈などの心臓症状のほか、心臓、脳、腎臓など…
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リウマチ熱
どんな病気? A群溶連菌に感染し、のどや皮膚に炎症が起こります。その後、心臓や関節などにも炎症が広がり、心臓弁膜症を引き起こすことがあります。 症状 最初に38…
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そのほかの先天性心疾患
大動脈縮窄 大動脈の一部がせまくなっています。ほかの形態異常と同時に起こる複合型がほとんどで、重い病気です。心室中隔欠損(「心室中隔欠損」)や、動脈管開存(「…