先天性心疾患(せんてんせいしんしっかん)

どんな病気?


生まれながらにもっている心臓の形態異常で、100人に1人の割合でみられます。

症状


先天性心疾患のなかでもっとも多いのが心室中隔欠損(「心室中隔欠損」)で、つぎに心房中隔欠損(「心房中隔欠損」)、肺動脈弁狭窄(「肺動脈弁狭窄」)、ファロー四徴症(「ファロー四徴症」)、動脈管開存(「動脈管開存(心臓)」)などが続きます。
 心雑音で見つかることが多いのですが、息づかいが荒い、顔色が悪い、ほ乳力が弱いなどの症状から、調べてみてわかることもあります。生後2日~1週間以内で発見されます。
 ときには症状がない状態が続き、乳児期、幼児期、学童期になって、呼吸数が多い、疲れやすいなどの症状から発見されることもあります。

治療


症状がなかったり軽い場合は治療をせず、自然に治るのを待つこともあります。必要に応じて薬物療法、カテーテル治療、外科手術を行います。

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