どんな病気?
動脈管が閉じていないために大動脈から肺動脈に血液が流れ込み、肺への血液量が増加します。未熟児に多くみられます。
症状
生後24時間で閉じるはずの動脈管が閉じていない状態で、肺への血液量が増加します。軽症の場合は、ほとんど症状がありませんが、重症の場合は、肺へ血液が多く流れ込む肺高血圧症がみられ、生後1~2か月ころに、呼吸が苦しく、ミルクが飲めないなどの症状が現れます。未熟児では、こういった症状が、生後数日で現れます。
治療
動脈管開存が見つかったら、動脈管を切断するか、縛る手術を行います。カテーテルという細い管を介してコイル状のものを動脈管の中に入れ、血栓(血のかたまり)をつくり、動脈管をふさぐ治療を行うこともあります。
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