どんな病気?
A群溶連菌に感染し、のどや皮膚に炎症が起こります。その後、心臓や関節などにも炎症が広がり、心臓弁膜症を引き起こすことがあります。
症状
最初に38度以上の発熱があります。のどが炎症を起こし、真っ赤にはれて痛くなります。これらの症状が2~3日で治ったあと、2~4週間後に再び発熱があります。
半数近くが心臓にも炎症を起こし、その炎症が心臓の弁膜を傷害することがあり、後遺症として、弁膜の開閉がうまくいかなくなる、心臓弁膜症を引き起こすこともあります。
原因
A群溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)に感染して起こりますが、感染者が全員発病するわけではなく、いろいろな因子が関係して発病すると考えられています。学童期以上の子どもがかかることが多く、幼児以下の子どもはあまりかかりません。
治療
抗生物質の投与で治ります。弁膜症を防ぐため、また再発を防ぐために、長期の薬剤投与が行われます。
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