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住まいの省エネ術
最近よく耳にするようになったエコロジー。言葉だけを聞くと、地球規模の大きな問題のような気がして、何から始めたらいいかわからないというママも多いのでは？そこで今回は、暮らしの中で身近に行えるエコとして、省エネルギーを提案。節約や我慢といった側面を思い浮かべがちな省エネも、実は、工夫次第で快適な暮らしをおくることができます。まずは、家庭でできるエコ活動を考えてみませんか。
赤ちゃんが生まれると、モノはますます増える！
ベビーベッドやベビーカー、おむつやおもちゃなど、妊娠・出産を機に購入したベビー用品は整理整頓するだけでも大変です。効率よく収納するコツとは…？
リビング
家族が一番長い時間を過ごすリビング。照明、テレビ、エアコンなど電化製品も多く、エネルギーをたくさん使います。無理なく実践できる省エネの方法を見つけてみましょう。
室温は、夏は28度、冬は20度が目安
環境に配慮した室温の目安は、夏は28度、冬は20度といわれています。数字だけを聞くと、物足りないと感じるママも多いかもしれませんが、実は赤ちゃんにとっては最も快適な温度。エアコンの場合は、設定温度を1℃上げる（下げる）だけでも、約10％の省エネになります。リビングには温度計をつけて、室温をこまめにチェックしましょう。
カーテンを「断熱材」代わりに
夏は窓からの直射日光で室温が上がってしまうこともあります。カーテンやブラインドで日差しをカットしましょう。エアコンの使いすぎを防ぐことができ、赤ちゃんのからだにも負担をかけません。逆に冬は、日中カーテンを開けて、夕方早めにカーテンを閉めておくのがポイント。余熱で部屋が暖まり、暖房効率も良くなります。
キッチン
電気、ガス、水などすべてのエネルギーが集約されたキッチンは、工夫次第で効率よく省エネができる場所。毎日キッチンに立つママの負担も軽くなります。
離乳食作りは調理器具にもひと工夫
赤ちゃんの離乳食作りは、栄養バランスを気にしたり、赤ちゃんの食べやすいように調理したり、手間と時間のかかるもの。1回1回鍋に火をかけるのも大変ですよね。そこで、ぜひ活用したいのが電子レンジです。「ゆでる」「蒸す」「煮る」などの調理もスムーズ。調理時間はもちろん、エネルギーも短縮できます。 ママやパパの献立を利用して、離乳食を作れば、食材の無駄も省けますよ。
家族に合った大きさの冷蔵庫を
モノがぎっしり詰まった冷蔵庫は、冷気の流れが悪く、電気代がかさむ原因になります。赤ちゃんが生まれて家族が増えたら、今までより少し大きめの冷蔵庫に買い替えてみるのもいいでしょう。常温保存できる食材は、できるだけ冷蔵庫に入れないのもひとつの手。また、いたずらが大好きな1～2才頃の赤ちゃんは、冷蔵庫の開け閉めで遊ぶこともあります。市販のストッパーなどを利用して、無駄なドアの開け閉めを防ぎましょう。
浴室
お風呂や洗面所での省エネは、水をいかに有効活用するかがポイントです。洗濯の際は、洗剤の使いすぎなどにも注意しましょう。
お風呂タイムは家族いっしょに
お風呂のお湯は一度冷めると追いだきに余分なエネルギーがかかります。赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しむためにも、できるだけ家族いっしょに入れるといいですね。シャワーの出しすぎにも注意が必要です。手元でON／OFFができるシャワーヘッドに変えれば節水効果あり。片手でらくらく操作できるので、まだ一人でおすわりできない赤ちゃんのお風呂タイムにも最適です。
赤ちゃんのお洋服もまとめ洗い
着替えの機会が多い赤ちゃんは、洋服も毎日こまめに洗濯したほうがいいと思っていませんか？洗濯は毎日少量ずつこまめに洗うよりも、ある程度まとめて洗ったほうがお得。汚れが落ちやすく、電気や水の節約にもなります。ただし、洗剤の入れすぎには要注意！すすぎ残した洗剤が衣類に残って、赤ちゃんの肌に負担をかけては意味がありません。表示されている容量を守って使いましょう。
地球にも家計にもやさしい省エネルギーの住まい
快適性とエコロジーの両方を追求した『エコ・微気候デザイン』。断熱性・気密性を追及した「Low-Eペアガラス」や「高断熱木質パネル」などの設備を用い、一年中どんな季節でも快適に過ごせる住まいを実現しました。また、CO2排出の少ない深夜電力を利用したヒートポンプ式給湯器や電気温水器で、エネルギーを無駄にせず光熱費も節約。エコロジーでエコノミーな工夫がいっぱいです。
