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キッチンの法則

頭の良い子を育てるキッチン

お料理は脳トレ

お料理は脳トレ

これはお料理をしているときの、ママの脳。左右のこめかみあたりの脳です。料理は材料を考え、メニューを考え、手順を考え、手を使い、終わったときにはあとかたづけと、一時的に記憶をアクティブにし、何らかの結果を出す、という「ワーキングメモリ」をフルに使います。これは、前頭葉の重要な働きの1つで、答えを出したり、行動に移したりするためだけに働かせる一時的な記憶の力。バランスのいい食事が、子育てにおいて、また妊娠中のママのからだにとって大切であることは、当然のように言われていることですが、ここではそれをもう少し具体的に考えてみましょう。

レンジ口の数は2つより3つ。3つより4つ?

レンジ口の数は2つより3つ。3つより4つ?

ま(豆類)ご(ゴマ類)は(わかめ:海藻類)や(野菜)さ(魚)し(しいたけ:きのこ類)い(イモ類)。たとえば日本人が昔から食してきたこれらの素材を使って、献立を考えてみましょう。だしをとる、野菜を下ゆでする、ごまを煎る、煮物をする…。フライパン1つでできる料理とは違い、お惣菜が食卓に並ぶまでには、なべやコンロがたくさん必要になることに気づくでしょう。ここではキッチンもお鍋もフル回転。つまり、あれをやりながら、これをやるという脳の働きをずっとしていることになり、これは脳の活性化に大いに役に立っているのです。このように、普通にお料理をしていても十分脳のトレーニングになるのですが、ちょっと工夫するとさらに前頭葉活動が高まります。

(1) 料理時間を短く設定する。いつも20分かかるところを15分で。
(2) いつもより一品増やす。
(3) いつもよりレンジ口を1つ余分に使う。

こんなちょっとした働きかけによって、ママの脳がますます活性化するというおはなし。オープンキッチンにすれば、いつも赤ちゃんに目が届くので、赤ちゃんにもママがお料理している姿が見えます。ママの脳トレーニングの産物として、食卓にバランスのよい献立がならべば、これはまさに一石二鳥ですね。こう考えてみると、「キッチン」に対する考え方が、また大きく変わるかも。家族の食生活や子どもの成長にとって、とても重要な場である「キッチン」。よい子を育てるカギはここにもありそうですね。

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