乳児期の赤ちゃんは、体温調節の機能が未熟です。冬だからといって、暖房の使いすぎは赤ちゃんのからだの成長を妨げてしまう可能性もあります。室内温度は、大人が衣服を1枚はおってちょうど良いくらいの20～23℃に設定を。昼間でもカーテンやブラインドを利用すれば、熱が外へ逃げず室内のあたたかさをキープできます。

外が寒いからと窓を閉め切ったままにしておくのは、ママと赤ちゃんの健康のためによくありません。1日数回、窓を開けて換気するのを忘れずに。部屋の天井付近に小窓が設置されている住まいなら、この場所を有効活用しましょう。寝転んだりハイハイしたり、床に近い場所で過ごす赤ちゃんにも、直接風が当たらず換気もスムーズです。

ベビーベッドを置く「ねんねスペース」や赤ちゃんが寝転がって遊べる「プレイスペース」も、できるだけ外のあたたかい陽射しが差し込む場所に設置しましょう。ただし、窓のすぐ近くは直射日光が当たるのでNG！冬の冷たいすき間風も赤ちゃんに良くないので、窓から少し離れた場所を選ぶのがポイントです。

日本の四季を活かした“先人の知恵”と現代の“先進の技術”を融合した『ECO・微気候デザイン』。自然の陽射しを取り入れて室内を暖め、独自の「高気密設計」や「高断熱ペアガラス」により、空気の熱を室内にキープすることが可能です。また、各所に設置された「高窓」は、エアコンで空気の流れが悪い部屋も効率的に換気。窓には北海道の住まいで使用される「樹脂サッシ」を利用するなど、赤ちゃんと過ごすはじめての冬を安心して迎えられる知恵と工夫がいっぱいです。