血液(137件)
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新生児仮死
どんな病気?酸素が胎盤から十分に供給されず、胎児が仮死状態で生まれてくるものです。 症状 仮死の程度は、全身症状でみるために評価がむずかしく、世界的にアプガース…
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新生児の頭蓋内出血
どんな病気? 頭蓋骨の内側に起こる出血で、頻度は少ないですが、発症すると重篤な場合が少なくありません。 症状 場所により硬膜下出血、くも膜下出血、脳室内出血、脳…
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生理的黄疸
どんな病気? 生後2~3日めから肌の色が黄色みを帯び、4~5日ごろピークになりますが、しだいに消えていきます。 原因 胎児は赤血球が多い多血症の傾向があり、赤血…
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新生児メレナ
どんな病気? 生後5日くらいまでに消化管出血(吐血または下血)や頭蓋内出血を起こします。 症状 吐血や下血を起こします。皮下出血や臍出血、まれに頭蓋内出血を起こ…
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胆道閉鎖症
どんな病気?生まれつき、または生まれてすぐ、肝臓でつくられた胆汁を腸に送る胆道が閉鎖されている形態異常です。頻度はまれですが、重篤な病気です。 症状 出生直後は…
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動脈管開存
どんな病気? 生後、自然に閉じるはずの動脈管が閉じていない状態で、大動脈から肺動脈に血液が流れ込んでしまうため、呼吸困難におちいります。 原因 動脈管は大動脈と…
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脳室周囲白質軟化症
どんな病気? 未熟性による脳の障害で、脳性まひの最大の原因といわれ、とくに足の運動障害を多く引き起こします。 原因 原因はよくわかっていませんが、脳の血管の発育…
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低カルシウム血症
どんな病気? 血液中のカルシウム値が低い状態で、ビタミンDも欠乏すると未熟児くる病を引き起こします(「未熟児くる病」)。 治療 たいがいは自然に治りますが、重症…
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母子感染による病気
分娩による母子感染は予防が可能です 分娩による母子感染には、ウイルスによるもの、細菌によるものなどがあり、母体が感染しているかどうかは、妊娠中の血液検査や感染…
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乳児HIV感染症
どんな病気?いわゆるエイズと呼ばれる性感染症の一種で、感染力が非常に強いのが特徴です。 原因 子宮内での感染は確率が低くて3割程度ですが、経腟分娩で生まれると、…
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先天性梅毒
どんな病気? 梅毒は、昔からある性感染症の一種で、胎児に感染すると先天性梅毒になり、骨の形成や知能に異常をもたらします。 治療 母親が血液検査を受けて、陽性であ…
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乳児B型肝炎
どんな病気? B型肝炎はウイルス感染症の一種で、B型肝炎ウイルスキャリアの母親より、出産時に感染します。 症状 母親がHBe抗原陽性の場合は感染力が強く、感染す…
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風疹(三日ばしか)
どんな病気?三日ばしかともいわれ、細かい発疹が全身に広がる病気です。子どもでは比較的軽症です。 症状 発疹は淡紅色の細かいもので、全身に広がりますが、およそ3日…
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敗血症
どんな病気? 体の一部が細菌による炎症を起こしていて、その細菌がつくりだした毒素が血液で全身に運ばれる病気です。 症状 高熱を発し、寒けがしてふるえ、その一方で…
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鞭虫症
どんな病気? 5cm前後の鞭虫が大腸の回盲部に寄生して、腸炎や虫垂炎、腸管潰瘍を起こします。 症状 腹痛や便秘が生じ、食欲がなくなります。幼虫が腸の粘膜にもぐり…
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呼吸器の病気
呼吸器のしくみとはたらき 鼻や口から吸い込まれた空気は、咽頭、喉頭、気管、気管支などへすすみます。さらに気管支から枝分かれした細気管支をとおり、その先にある肺…
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小児ぜんそく(気管支ぜんそく)
どんな病気? なんらかの理由で気管支の筋肉が収縮してせまくなるうえ、気管支内にたんなどの分泌物がふえてつまり、呼吸がしにくくなります。アレルギー体質が原因です。…
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突然、呼吸が速くなる過換気症候群(過呼吸症候群)
ストレスをきっかけに突然、呼吸が速くなり呼吸困難を訴えることがあります。中高生の女の子に多く、発作の持続時間は30分から1時間。これを過換気症候群といいます。…
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心臓・血管の病気
心臓・血管のしくみとはたらき 心臓の内部は、左右にそれぞれ心房・心室という部屋がならんでいて、全部で4つの部屋に区切られています。心房と心室は、弁でつながって…
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先天性心疾患
先天性の心疾患は、生まれつき心臓に形態の異常がみられ、血液の流れにトラブルが起こる病気です。形態異常がみられる場所、内容はさまざまです。 肺への血液の流れを…
