幼児期(68件)
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先天性心疾患
どんな病気? 生まれながらにもっている心臓の形態異常で、100人に1人の割合でみられます。 症状 先天性心疾患のなかでもっとも多いのが心室中隔欠損(「心室中隔欠…
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破傷風
どんな病気?末梢神経や脊髄がおかされて、ものを飲み込めなくなり、ちょっとした刺激でけいれんを起こします。 症状 舌がもつれる、顔がゆがむ、といった症状からはじま…
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小児結核
どんな病気?せきや熱が続き、肺がおかされる病気です。乳児の結核は家族内感染がほとんどなので注意が必要です。 症状 乳児の場合は、せきと熱が続き、やがて呼吸が荒く…
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先天性心疾患
先天性の心疾患は、生まれつき心臓に形態の異常がみられ、血液の流れにトラブルが起こる病気です。形態異常がみられる場所、内容はさまざまです。 肺への血液の流れを…
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フォン・ヴィレブランド病
どんな病気? 先天的に血漿の中のフォン・ヴィレブランドという因子が欠乏しているため、出血が止まりにくくなります。 症状 幼児期から鼻出血、歯肉出血、消化管出血な…
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伝染性単核症
どんな病気? 高い熱、著しい扁桃のはれ、頸部リンパ節のはれを特徴とする病気です。 症状 1~3週間続く高熱、頸部リンパ節のはれ、白い膜様の滲出物をもつ扁桃炎など…
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亜急性壊死性リンパ節炎
どんな病気? 発熱と痛みをともなう頸部のリンパ節のはれが特徴です。あまり知られていませんが、幼児期から成年期に多く、それほどめずらしいものではありません。 症状…
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食道裂孔ヘルニア
どんな病気? 食道につながる胃の一部が横隔膜の孔から、胸腔内に飛び出します。無症状のまま健診で発見されることもあります。 症状 症状がある場合は、胃食道逆流(「…
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肝硬変
どんな病気?肝臓の細胞がこわれてすじのような線維組織がふえ、肝臓全体がかたくなり、肝臓の機能が低下する病気です。 症状 末期に至るまで、ほとんど無症状です。末期…
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水頭症
どんな病気? 脳の中心部はすき間があり、髄液で満たされていますが、この髄液がくも膜下に異常にたまる病気です。 症状 乳児の場合は、頭が異常に大きくなり、頭蓋内の…
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髄膜炎
どんな病気? 脳脊髄をとりまく硬膜、くも膜の炎症をいい、細菌感染による髄膜炎は注意が必要です。 症状 細菌性髄膜炎の症状は、発熱やはげしい頭痛が起こり、吐きけや…
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鎖陰
どんな病気? 女の子の病気で、処女膜や腟、子宮などの一部が閉鎖しています。 症状 乳幼児期はまったく無症状で、発見されることはまれです。性腺などの発育は正常なの…
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成長ホルモン分泌不全性低身長症
どんな病気?下垂体から分泌される成長ホルモンが不足して成長障害を起こし、身長が伸びない病気。低身長の原因の約10%。 症状 身長の標準偏差がマイナス2SD以下を…
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尿崩症
どんな病気?下垂体から分泌される抗利尿ホルモンが正常にはたらかず、体内の水分が尿になって、どんどん外に排泄されてしまう病気です。 症状 脱水状態になり、のどが渇…
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甲状腺機能低下症
どんな病気? 成長に欠かせない甲状腺ホルモンの不足によって起こる病気で、先天性と後天性があります。 症状 先天性の甲状腺機能低下症は、一般的にクレチン症と呼ばれ…
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小児肥満症
どんな病気? 体の脂肪組織が必要以上にふえた状態で、症候性肥満と単純性肥満があります。 症状 肥満症かどうかを判定するのに、乳児(生後3か月以内は除く)や幼児に…
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糖原病Ⅰ型
どんな病気? 糖原病はグリコーゲンという多糖が代謝できず、肝臓、腎臓、筋肉などに多量に蓄積される常染色体劣性遺伝病です。わりに頻度の高い病気で、Ⅰ型~ⅩⅠ型まで…
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無・低βリポたんぱく血症
どんな病気? 脂質と結合して輸送するリポたんぱくがつくられず、小腸の脂質吸収障害などが起こる常染色体劣性遺伝病です。 症状 脂質は水にとけないため、リポたんぱく…
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アトピー性皮膚炎
どんな病気? 子どもに多くみられる皮膚病で、アレルギー体質がもとになって起こる慢性の湿疹です。 症状 アトピー性皮膚炎は年齢がすすむにつれて、症状が変化します。…
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扁平母斑(茶あざ・カフェオレ斑)
どんな病気? 扁平母斑とは、いわゆる茶あざです。6個以上みられるときは、遺伝性の病気を疑います。 症状 平らで盛り上がりのない、茶褐色のあざ。大きさや形はさまざ…
