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妊娠検査法と妊婦健診 はじめての産婦人科

妊娠検査はいつ?

妊娠検査はいつからできるの?

「生理が遅れている、もしかして妊娠?」妊娠を待ち望んでいると今すぐにでも確認したい気持ちになりますが、市販の妊娠検査薬も産婦人科での妊娠検査も検査できるのは生理予定日の約1週間後からとなります。市販の妊娠検査薬の陽性結果はあくまでも目安であり、産婦人科で診察しないと出産予定日や妊娠初期のトラブル確認などができません。妊娠の可能性がある場合、早めに産婦人科などで検査してもらいましょう。

妊娠検査の方法

産婦人科での妊娠検査は、尿検査と内診でおこないます。受付後すぐに尿検査の指示をされる場合が多いのでトイレに行くタイミングを注意しましょう。内診は、医師が膣に指や器具などを挿入して子宮の状態を調べます。女性にとっては抵抗感のある診察なので、男性医師に内診をされることがどうしても嫌な場合は事前に女性医師の産婦人科を調べておくとよいでしょう。内診をする際に下着を脱ぐため、服装は脱ぎ着がしやすいスカートがおすすめです。

赤ちゃんと初対面!

超音波(エコー)検査というとおなかの上に器具を当てるイメージがあるかも知れませんが、妊娠初期の場合は直接膣内にプローブをいう器具を入れる方法となります。妊娠4〜6週頃、小さな袋(胎のう)が映ればママと赤ちゃんの初対面です。胎児の心拍を確認することができるのは、妊娠5週以降からとなります。

妊婦健診

妊婦健診は、ママとおなかの赤ちゃんの健康を確認し、妊娠が順調に進んでいるかを確認するために段階的に必要な定期健診です。妊娠中のママのからだのトラブルや赤ちゃんの発育状態をチェックするだけでなく、ママと赤ちゃんが無事出産の日を迎えるため欠かすことができない大切な健診です。

一般的な妊婦健診のパターン

初診

生理予定日から1週間後から

初診後

初診の1週間または2週間後

妊娠初期〜23週(妊娠6ヶ月)

4週間に1回

24週(妊娠7ヶ月)〜35週(妊娠9ヶ月)

2週間に1回以上

妊娠36週(妊娠10ヶ月)〜出産

週1回

 

健診費用はどのくらい?

妊娠、出産に伴う健診や検査の費用は、保険扱いではないので自己負担となります。かかる産院や病院によっても金額差がありますが、1回の妊婦健診で5000円ぐらいというケースが多いようです。自治体によって回数や方法が異なりますが、妊婦健診や検査費に補助がでる制度があります。母子手帳を受け取る際に確認しておくとよいですね。 年10万円以上の医療費を支払った場合、確定申告をすると医療控除で税金が戻るので、領収書などは無くさないよう保管しておきましょう。

代表的な検査内容

妊娠初期に行なわれる検査

血液型検査、梅毒反応検査、B型ウイルス抗原検査など

定期健診で毎回行なう検査

血圧測定、尿検査、体重測定、腹囲の測定、むくみの確認、子宮底の長さ、胎児の大きさ・位置、心音確認など

貧血検査

初期、中期、後期に各1回実施

必要に応じて行なう検査

超音波検査、胎盤機能検査、心電図、胸部X線撮影、肝機能・人機能検査、骨盤X線、血統値、血液凝固検査、不規則抗体検査、C型ウィルス抗体検査、風疹ウィルス抗体検査、トキソプラズマ抗体検査、HIVウィルス抗体検査、クラミジア抗体検査など

2009.9更新

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