応急手当て(69件)
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胸を打った
ふつうの生活のなかでは、子どもには少ないけがといえますが、車に乗っていて急ブレーキがかかったときなどによく起こります。ときには遊んでいてボールが胸に強くあたっ…
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おなかを打った
子どもには、頻度の少ないけがですが、内臓破裂などの強い障害を与える腹部打撲の場合もありますから、子どものようすには注意します。 すぐにすること ・意識はしっか…
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腰を打った
小さい子どもでは少ないけがですが、学童期以降、スポーツをしているとき、また転倒・転落事故で腰部を強打することがあります。 すぐにすること ・意識をみて、呼吸や…
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陰部を打った・傷つけた
ボールが飛んできたり、公園で遊具にぶつかったり、案外、陰部を強打するけがは多いようです。 すぐにすること ・冷たいタオルで冷やし安静にします。 図「陰部を打っ…
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指をけがした
●ドアにはさんだ 指をドアにはさんだり、引き出しにはさんだりするけがは、乳幼児に多く起こります。とくに、車のドアが閉まる瞬間は思いがけないほど大きな力が加わり、…
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指を切断されたとき
めったには起こりませんが、重いドアにはさまれたり、鋭利な刃物でけがをして、指が完全に切断されてとれてしまうことがあります。 動転してしまいますが、医師のもと…
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爪をけがした
●はがれた 爪は、甘皮の奥のほうの指骨に近いところにある爪母という部分で増殖して先端に押し出されます。はがれたり、外傷を受けても爪母が残っていれば、爪は再生され…
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肘を脱臼した・肩を強く打った
●肘内障 乳幼児は、腕を強く引っぱられると肘を脱臼することがあります。よく肘が抜けたといわれますが、これを正確には肘内障といいます。乳幼児の上肢の脱臼ではほと…
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足をねんざした
急激な力が正常な運動範囲を越えて加わり、足首がねじれたり伸びすぎたりすると、関節を支えている靭帯が伸びたり、切れてしまいます。これがねんざです。 すぐにするこ…
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アキレス腱が切れた
急に大きな力がアキレス腱にかかった場合、切れることがありますが、15歳以下の子どもでは、かなりまれです。 図「アキレス腱とは」 アキレス腱とはふくらはぎの腓腹…
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肉離れ・こむら返りを起こした
●肉離れ 急に筋肉に負担がかかったときなどに起こります。発症部位は太ももやふくらはぎが多く、筋を包む筋膜だけが損傷する、筋線維が断裂する、出血をともなうなど、…
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目に異物が入った
●ゴミ・砂が入った すぐにすること ・こすらず涙といっしょにだします。 図「目に異物が入った①」 刺さったりしていなければ、異物感があるのをちょっとがまんして目…
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耳に異物が入った
●虫が入った すぐにすること ・ベビーオイル、サラダオイルなどをたらします。 図「耳に異物が入った①」 オイルをたらすと、虫が耳の中で窒息死して浮き上がります。…
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鼻に異物が入った
上の子が下の子に、あるいは、乳幼児が自分で、おもしろ半分におもちゃの部品や、豆などを鼻に押し込んでとれなくなる事故はよくあります。 小さなものを床に落とした…
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鼻血がでた
子どもの鼻血の大半は、鼻の穴をいじりすぎたり、鼻をかみすぎたり、強く打ったときなどに起こり、重大な原因によるものはまれです。 すぐにすること ・鼻をしっかりつ…
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のど(気道)に異物がつまった
●のどをつまらせ、いまにも窒息しそうなようすのとき 突然せき込んだり、ゼーゼーいったり、顔が青白くなったりすることがあれば、なにかをのどにつまらせて、呼吸がで…
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口の中をけがした
●舌や唇を切った 外側から強い衝撃を受けたりして、舌や唇を歯で傷つけ、出血することがあります。 すぐにすること ・顔を前に傾け、血液を飲み込まずに吐き出させま…
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救急箱の中身
子どもとの暮らしは、予期せぬできごとの連続です。いざというときにあわてないように最低限必要な薬、救急用品をそろえておきましょう。 ●そろえておきたい薬品 図「…
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熱をだしたとき
●37.5度までは、平熱の範囲 子どもの体温は大人とくらべてやや高めです。個人差はありますが、赤ちゃんや幼児は37.5度、学童期からは37.3度くらいまでは、…
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頭が痛いとき
●急を要する病気かどうかは、全身状態を見きわめて判断を 頭痛は、さまざまな原因で起こります。子どもで多いのは、かぜの症状の1つとして起こる頭痛ですが、髄膜炎(…
