虫が入った
すぐにすること
・ベビーオイル、サラダオイルなどをたらします。
図「耳に異物が入った①」
オイルをたらすと、虫が耳の中で窒息死して浮き上がります。それをピンセットなどでとります。
暗くして、懐中電灯の光をあてたり、タバコの煙を吹き込むと、虫がでてくる場合もあるといわれますが、実際には、有効な方法ではありません。
おもちゃなど、かたいものが入った
すぐにすること
・入った耳を下にして、頭の反対側をたたきます。
図「耳に異物が入った②」
異物が入った耳を下に向け、耳をうしろ上方に引っぱりながら、頭の反対側をトントンとたたきます。小さいものならでてきます。
外耳道の太さ以上の大きなものがむりに押し入れられた場合は、でてきません。むりにピンセットなどでとろうとせず、かならず耳鼻科へいき、医師に処置してもらいます。
ここに注意!
★どんな場合でも、耳に水を入れて異物をとろうとしていけません。
虫が入った場合、オイルのかわりに水を入れると、虫が外耳道の上皮にしがみついたりして、よけい除去が困難になります。米や豆、種子類が入った場合は、水分で膨張して、除去が困難になります。家庭で簡単にとれない場合は、かならず医師にまかせます。
★乳幼児の場合、だれも見ていないときに自分で耳に異物を入れたり、入れられたりすることがあります。自分から訴えることができないので、きげんが悪く、急に泣いたり、耳のあたりを押さえるといやがるようなときは、耳の異常を疑ってみます。
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