鼻血がでた(はなぢがでた)

 子どもの鼻血の大半は、鼻の穴をいじりすぎたり、鼻をかみすぎたり、強く打ったときなどに起こり、重大な原因によるものはまれです。

すぐにすること


・鼻をしっかりつまんで圧迫します。
 鼻血の多くは、鼻の入り口近く(キーゼルバッハ部位=「鼻出血」)に集まっている細長い静脈が破れたためです。多くは強く圧迫止血することで止まります。顔は少しうつむきかげんにします。
図「鼻血がでた①」
鼻の下部を15分くらいは強く押さえます。
・圧迫だけで止まらない場合は、清潔な脱脂綿などをつめます。
図「鼻血がでた②」
全部中まで入れずに、一部を鼻からだしておきます。止まったように思えても、最低20分ほどは入れたままにしておきます。
・鼻を冷やします。
図「鼻血がでた③」
冷たくしたタオルや、布にくるんだ氷を鼻にあて、血管を収縮させ、出血を止めます。

ここに注意!


★出血が30分以上、止まらないとき、また、何度もくり返すときは、なにか別の原因も考えられます。耳鼻咽喉科を受診し、原因をはっきりさせましょう。
★頭をうしろにそらせ、首をたたくという俗説がありますが、まちがいです。かえって血液がのどの奥に流れ、飲み込むことになり、吐きけがでます。
 鼻を押さえるときは、うつむきかげんの姿勢で行い、のどに流れそうになる鼻血は、飲み込まずにかならず吐き出させます。
★鼻血がでなくても、鼻をぶつけて変形したり痛みがあれば、急いで受診する必要があります。

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