腰を打った(こしをうった)

 小さい子どもでは少ないけがですが、学童期以降、スポーツをしているとき、また転倒・転落事故で腰部を強打することがあります。

すぐにすること


・意識をみて、呼吸や脈を確認します。
図「腰を打った①」
年長児以上では、脈の確認は首にある頸動脈でします。
図「腰を打った②」
乳幼児の脈の確認は、上腕動脈でみます。
・はげしい痛みがある場合、子どもがもっともらくな姿勢で寝かせます。
図「腰を打った③」
 あお向けに寝かせて、足を30cmぐらい高くした姿勢がらくといわれていますが、子どもがいちばんらくな姿勢にしてください。
 外見には損傷がないのに、立てない、歩けないなどの状態であれば、すぐに救急車を呼びます。

ここに注意!


★腰部を強打した場合、尿道に障害がおよぶことがありますので、尿の色に注意します。出血していると、尿の色が赤くなったり、紅茶色になります。
 また、強い痛みがあり、歩けないようならば、骨折も疑われます。
 以上のようなときは、すぐに医療機関でみてもらわなければいけません。
★骨に損傷があったり、けががひどいと寒がることがあります。毛布などをかけてあたたかくしましょう。やさしく声をかけて、子どもが安心できるようにすることも大切です。
図「腰を打った④」

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