太りすぎの影響(ふとりすぎのえいきょう)

どんな影響?

 ⇒ 妊娠中の太りすぎは、①妊娠高血圧症候群(「妊娠高血圧症候群」)になりやすい、②妊娠糖尿病(「糖尿病(妊娠中)」)になりやすい、③腰痛になりやすい、④便秘がひどくなりやすい、⑤微弱陣痛(「微弱陣痛」)や回旋異常(「回旋異常」)などの難産になりやすい、といったさまざまな症状を引き起こします。なかでも、①の妊娠高血圧症候群、②の妊娠糖尿病、⑤の難産は、母体ばかりでなく、赤ちゃんにも悪影響をもたらします。

対応

 ⇒ 標準体型とやせ型の人の出産時の体重は、妊娠前の体重の8~12kg増が理想といわれています。
 もともと太り気味の人は、それより2~3kg低い数字を目標にします。
 太りすぎないための2大ポイントは、食事と運動です。食事でとったカロリーを運動で消費できれば、脂肪として体に蓄積されません。
 食事では、規則正しく3食食べる、過食をつつしむ、間食で糖分をとりすぎないなどを心がけ、散歩や妊婦体操などの運動をするようにしましょう。
 体を動かすことは消費エネルギーをふやすばかりでなく、体力づくりにもなるので、ぜひ習慣にしたいものです。

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