妊娠中の病気と赤ちゃんの健康
妊娠中の病気と赤ちゃんの健康
妊娠中の病気が赤ちゃんに与える影響 妊娠して、おなかの中で日々赤ちゃんが成長していく約9か月間は、母体にもさまざまな変化が起きます。また、こん身の力をこめて…
合併症妊娠の場合
持病のある人の妊娠・出産が可能になってきたとはいえ、病気によっては妊娠や出産がお母さんの生命にかかわることもあります。まず自分の体にとって妊娠・出産が可能かど…
軽度の心疾患
体を休めて、流・早産、胎児機能不全を予防します母体への影響 ⇒ 妊娠すると、中期(妊娠5か月〜)以降はだれでも循環血液量がふえます。そのぶん…
慢性腎炎
設備のととのった病院で妊娠・出産に万全を期します母体への影響 ⇒ 妊娠によって慢性腎炎が悪化することは少ないと考えられていますが、慢性腎炎が…
気管支ぜんそく
ぜんそく発作が起こると危険なので薬を服用します 母体への影響 ⇒ 妊娠中に症状が軽くなる人、変わらない人、悪化する人といろいろです。軽症の場…
糖尿病
健康な赤ちゃんを生むには血糖値コントロールが重要です 母体への影響 ⇒ 妊娠高血圧症候群(「妊娠高血圧症候群」)、羊水過多症(「羊水過多症・…
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
抗甲状腺剤の服用が赤ちゃんの異常を防ぎます母体への影響 ⇒ 妊娠高血圧症候群(「妊娠高血圧症候群」)や、甲状腺クリーゼ(頻脈、発熱、下痢、う…
子宮筋腫
妊娠中は筋腫も大きくなるので流・早産に気をつけます 母体への影響 ⇒ 妊娠中は、ホルモンの影響によって筋腫も成長するので、おなかがつれるよう…
卵巣のはれ
手術しても胎児には影響ありません 母体への影響 ⇒ 「卵巣のはれ」には、卵巣の中の黄体に水がたまるルテイン嚢胞と卵巣腫瘍の2つの可能性が考え…
子宮頸がん
がんの進行具合によっては正期出産が可能です 母体への影響 ⇒ 妊娠中に子宮頸がんが発見される頻度は1000~1200人に1人の割合といわれて…
感染症の場合
妊娠中は抵抗力が落ちるため、感染症にかかりやすくなっています。かぜやインフルエンザなど、赤ちゃんには影響がない病気もありますが、風疹、水ぼうそう(水痘)、りん…
風疹
妊娠5か月までに感染すると、先天性風疹症候群になるおそれが母体への影響 ⇒ 赤い発疹がでてリンパ節がはれ、発熱しますが、ふつう3日ぐらいで症…
水ぼうそう(水痘)
先天性水痘症候群や水ぼうそうになる可能性があります 母体への影響 ⇒ 大人になってから水ぼうそうにかかると重症になる傾向があり、水痘肺炎を起…
トキソプラズマ
先天性トキソプラズマ症になる可能性があります母体への影響 ⇒ 発熱、発疹などが主症状で、ときに心筋炎などを起こします。 赤ちゃんへの影響&n…
性感染症の場合
性交で細菌などに感染して起こる病気を性感染症(STD)と呼びます。昔からある梅毒などは減る傾向にありましたが、最近、また増加傾向にあるようです。そのほか、クラ…
