子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)

妊娠中は筋腫も大きくなるので流・早産に気をつけます


母体への影響

 ⇒ 妊娠中は、ホルモンの影響によって筋腫も成長するので、おなかがつれるように感じることがあります。また、有茎筋腫が捻転を起こすと血行障害をきたし、おなかがはげしく痛むことがあります。

赤ちゃんへの影響

 ⇒ 赤ちゃんの成長をさまたげる心配はありませんが、筋腫のある場所によっては、前置胎盤(「前置胎盤」)やさかご(「さかご(骨盤位)」)になったりします。流・早産もしやすくなります。

日常生活の注意

 ⇒ なるべく体を休めるようにし、運動も散歩程度にとどめたほうが無難です。切迫流産・切迫早産(「切迫流産・切迫早産」)になったときは、入院が必要なこともあります。基本的に、妊娠中に子宮筋腫をとる手術は行いません。

分娩方法

 ⇒ 経腟分娩が可能ですが、筋腫が産道をふさぐ位置にあったり、微弱陣痛になって母児に危険がおよぶようなときは帝王切開になります。産後、筋腫自体は小さくなるのがふつうです。

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