気道(44件)
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救命手当てと応急手当て
●子どもの死因、不慮の事故がトップ 子どもの急病や事故は、発育と密接に関連しています。0歳では、先天異常が死因の第1位ですが、1歳から14歳児では、不慮の事故…
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急病の子・けがをした子を寝かせる
●意識があっても、顔色などをよく見ましょう 意識があるときは、子どもにとってもっともらくな姿勢にして、安静にしましょう。 不安がる子どももいますので、子ども…
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回復体位で窒息を防ぐ
下図のような姿勢を回復体位といいます。舌根沈下や吐いたものが気道や肺の中に誤って入らないようにする体位です。 図「回復体位で窒息を防ぐ」 ①両肘を曲げる。 ②…
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意識の有無を見分ける
●呼びかけて、意識があるかをみる 肩などを軽くたたきながら、耳元で「〇〇ちゃん、だいじょうぶ?」「どうしたの?」などと声をかけます。軽くつねって反応をみるのも1…
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呼吸の有無を見分ける
●気道とは 鼻からのど、気管をへて肺までの空気のとおり道を気道といいます。 気道がふさがっていると、呼吸をすることができません。気道を開放する方法を気道確保と…
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人工呼吸を行う
呼吸をしていなければ、胸骨圧迫、人工呼吸を行います。●1歳以上の子どもに行う人工呼吸 1歳以上の子どもの場合は、口対口人工呼吸を行います。 ①気道を確保する…
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事故とけが・応急手当て早見表
誤飲〔すぐにすること〕なにをいつ? 量は? 吐かせる・吐かせない? をチェック▼すぐ病院へ 〔参照〕「誤飲の応急手当て」 溺れた 〔すぐにすること〕助けを呼び、…
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誤飲の応急手当て
未知のものは乳幼児の興味の対象、なんでも口に入れたりします。取り乱さず、冷静に対処しましょう。 すぐにすること ・意識はどうか、なにを、どれぐらいの量、いつ飲…
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溺れた
すぐにすること・助けを呼び、救急車やAED(自動体外式除細動器)の手配をします。同時に意識・呼吸・反応があるかどうかを確認します。 図「意識がなければ胸骨圧迫」…
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けいれん・ひきつけ
すぐにすること ・まず衣服をゆるめ、安静に寝かせます。 突然のことであわててしまいがちですが、けっしてゆすったり、大声で名前を呼んだりせず、静かに寝かせます。…
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感電した
コンセントやコードのそばで、子どもが倒れていたり、ふるえていたら、感電が疑われます。 図「無題」 すぐにすること ・電源を切ります。 びっくりして、そのまま…
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ガス中毒
●一酸化炭素中毒 ガス・石油など暖房器具の不完全燃焼、あるいはガス漏れ事故で起こります。また一酸化炭素は、車の排気ガスにも含まれているので、エンジンをかけたま…
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災害(火事・地震・水害など)
●子ども連れで逃げるときの危険を避けるポイント ●火事の場合 気道熱傷や煙による窒息など、子どもは大人より被害を受けやすいので、注意します。 図「火事の場合」…
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頭を打った
頭を打つ事故は、乳幼児には多くみられます。ほとんどは大事にはいたりませんが、子どものようすや経過をしっかり観察することが必要です。 すぐにすること ・意識があ…
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首・背中を強く打った
首や背中を強打すると、首や背中の中央をとおっている神経(脊髄)が傷つけられ、両手足のまひを起こすことがあります。すぐに救急車を呼びますが、以下はそんなときの注…
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おなかを打った
子どもには、頻度の少ないけがですが、内臓破裂などの強い障害を与える腹部打撲の場合もありますから、子どものようすには注意します。 すぐにすること ・意識はしっか…
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のど(気道)に異物がつまった
●のどをつまらせ、いまにも窒息しそうなようすのとき 突然せき込んだり、ゼーゼーいったり、顔が青白くなったりすることがあれば、なにかをのどにつまらせて、呼吸がで…
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気管異物と食道異物
図「●気管異物と食道異物」 乳幼児がピーナッツなどの豆類を口に入れ、泣いたりした拍子に気管に吸い込まれる事故は絶えません。 気道をふさげば、もちろん窒息の危…
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生まれたばかりの赤ちゃん ちょっと気になる体の心配
赤ちゃんが元気であれば、まず心配いりません。成長とともに治るものがほとんどです 図「無題」 新米ママにとっては、赤ちゃんの体に起こるどんな事柄も、大きな心配ご…
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ひきつけ(けいれん)を起こした!
高熱をだすと、ときどき体をぴくぴくさせることがありますが、これは熱のために体が敏感になっているせいで、ひきつけとはちがいます。 ひきつけとは、つぎのような状態…
