子ども連れで逃げるときの危険を避けるポイント
火事の場合
気道熱傷や煙による窒息など、子どもは大人より被害を受けやすいので、注意します。
図「火事の場合」
煙より体を低くして、ぬれタオルなどで口をおおい逃げます。
地震の場合
重量物からなるべく離れ、子どもが押しつぶされないように保護します。
水害の場合
かならず子どものそばにいて、子どもだけにならないようにします。また水にぬれたとき、低体温にならないように保温に気をつけます。
子どもがけがをしたとき
子どもを安全な場所に避難させます。
図「子どもがけがをしたとき」
救護施設や医療機関へいければ、そこでけがに応じた処置が行われます。
意識障害や骨折など、大きなけがだと親も動揺します。すぐに手助けしてくれる人をさがし、きてもらいます。
やけどをした場合は、まず冷やし、水疱(すい・ほう)はつぶさないことが大事です。
軽いすり傷、切り傷では、水があれば汚れを流し、消毒します。出血していれば止血(「大出血を止める」)をします。
医療機関へいくことができるような状態でなければ、できるだけ安全な場所に運び、復旧を待ちます。
心構えのポイント!
★集合場所の徹底
子どもにとって、親がいっしょにいるということはなによりも安心なことです。災害時の集合場所、連絡の取り方など、きちんと決めておきましょう。
★家具の固定と必需品の備蓄
地震に備え、家具や食器棚の扉などはしっかり固定しておきます。
赤ちゃんのいる家庭では、人工乳と調乳用の飲料水、おむつなどは、最低限必要です。そのほか、衣類、飲料水、食料、医薬品などは常備しておきます。
図「必需品の備蓄」
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