頭を打つ事故は、乳幼児には多くみられます。ほとんどは大事にはいたりませんが、子どものようすや経過をしっかり観察することが必要です。
・意識があるかどうかを確認します。
図「頭を打った①」
大きな声で名前を呼んでみます。反応がなければすぐに助けを求め、救急車を呼びます。
・意識がない場合、または意識がはっきりしない場合、すぐに気道確保(「呼吸の有無を見分ける」)をし、呼吸の有無を確認します。
呼吸がなければ人工呼吸(「人工呼吸を行う」)を、反応がなければ心臓マッサージ(「心臓マッサージを行う」)も行います。
図「頭を打った②」
気道確保をしながら、耳やほおを近づけ、呼吸がもれてくるかを確認します。
・嘔吐やけいれんがあるか、耳・鼻から出血または髄液(透明)が流れ出ているかどうかを確認します。
図「頭を打った③」
嘔吐、意識混濁、けいれんは頭蓋内出血が考えられ、髄液の流出は頭蓋底骨折を起こしたと考えられます。すぐ救急車を呼び、病院で治療を受けます。
・意識がある場合、ようすを観察します。外傷にも注意し、出血があれば止血します。
図「頭を打った④」
傷口を清潔な布などで直接圧迫して止血し、そのあと消毒します。頭部は血管が多いので出血しやすいものです。出血量にまどわされず、冷静に手当てをします。
・打ったところを冷やします。
図「頭を打った⑤」
打ったところの痛みを訴える場合は、冷たいタオルや保冷剤などで冷やします。あまり冷たすぎるとかえって頭痛を起こしますので、ようすをみながら冷やします。
・ただし、いつまでも痛みがある場合は、医療機関を受診します。
★頭部を打った場合は、そのときは意識障害や傷がなくても、しばらくしてから異常が現れることがあります。24時間は安静にして、夜間もめまいや吐きけなどがないかようすをみます。
図「頭を打った⑥」
しばらくは安静にして、ふだんと変わりないかようすをみます。
★よく昔から頭を打ってこぶになれば安心といわれましたが、そんなことはありません。外側に見えるこぶと頭の中の障害とは関係ありません。
こぶになる、ならないより、顔色、きげんなど、ふだんとちがうようすがみられるかどうかに注意します。
すぐにすること
・意識があるかどうかを確認します。
図「頭を打った①」
大きな声で名前を呼んでみます。反応がなければすぐに助けを求め、救急車を呼びます。
・意識がない場合、または意識がはっきりしない場合、すぐに気道確保(「呼吸の有無を見分ける」)をし、呼吸の有無を確認します。
呼吸がなければ人工呼吸(「人工呼吸を行う」)を、反応がなければ心臓マッサージ(「心臓マッサージを行う」)も行います。
図「頭を打った②」
気道確保をしながら、耳やほおを近づけ、呼吸がもれてくるかを確認します。
・嘔吐やけいれんがあるか、耳・鼻から出血または髄液(透明)が流れ出ているかどうかを確認します。
図「頭を打った③」
嘔吐、意識混濁、けいれんは頭蓋内出血が考えられ、髄液の流出は頭蓋底骨折を起こしたと考えられます。すぐ救急車を呼び、病院で治療を受けます。
・意識がある場合、ようすを観察します。外傷にも注意し、出血があれば止血します。
図「頭を打った④」
傷口を清潔な布などで直接圧迫して止血し、そのあと消毒します。頭部は血管が多いので出血しやすいものです。出血量にまどわされず、冷静に手当てをします。
・打ったところを冷やします。
図「頭を打った⑤」
打ったところの痛みを訴える場合は、冷たいタオルや保冷剤などで冷やします。あまり冷たすぎるとかえって頭痛を起こしますので、ようすをみながら冷やします。
・ただし、いつまでも痛みがある場合は、医療機関を受診します。
ここに注意!
★頭部を打った場合は、そのときは意識障害や傷がなくても、しばらくしてから異常が現れることがあります。24時間は安静にして、夜間もめまいや吐きけなどがないかようすをみます。
図「頭を打った⑥」
しばらくは安静にして、ふだんと変わりないかようすをみます。
★よく昔から頭を打ってこぶになれば安心といわれましたが、そんなことはありません。外側に見えるこぶと頭の中の障害とは関係ありません。
こぶになる、ならないより、顔色、きげんなど、ふだんとちがうようすがみられるかどうかに注意します。
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