家庭でも職場でも、ストレスの多い時代です。人生のなかでいろいろなことが起こる時期でもあり、気づかないうちに心を病むことが多いものです。
ひとりで思いつめたり悩んだりしないように、日ごろからストレスを発散できるようにしましょう。家族との関係、友だちとの関係も重要です。
ひとりで思いつめたり悩んだりしないように、日ごろからストレスを発散できるようにしましょう。家族との関係、友だちとの関係も重要です。
アルコール依存症(依存症)
家庭の主婦にふえており、俗にキッチンドリンカーといわれます。いろいろな不安、不満をかかえたまま解決することができず、お酒を飲んで気分をまぎらしているうちに、お酒をやめられなくなります。
お酒は飲み方によっては、百薬の長といわれますが、依存性があります。酒による気分転換が習慣になると、飲まないと緊張に耐えられないということになっていきます。
その他の依存症
もうそれなしにはすごすことができず、自分でもおかしい、問題だということをわかっていながら、やめることができないのが依存症です。症状の程度はいろいろです。それは、なんらかの精神的な葛藤をまぎらしている結果ですから、そのもとになっている原因を見きわめ、解決します。
●電子メール依存症
受信したらすぐ返事をしないと気がすまず、返信したらまた応答を待つというように、送受信が途絶えると不安になります。
●インターネット依存症
インターネットで情報収集をしたり、ホームページをつぎつぎに見るなどして、インターネットにふれていないと気が休まりません。ホームページを持っている人では、毎日更新しないといけないという強迫観念に縛られている人もいます。
●買い物依存症
単なる浪費癖とはちがいます。自分の置かれている状況を把握せず、支払い能力をはるかに超えてカードで買い物をするなどして、心の空虚を埋めようとします。ついには自己破産することもあります。
●パチンコ依存症
数字や絵柄がそろって勝ったときの快感が忘れられず、しないではいられなくなります。経済的にも問題になります。
その他、宗教や仕事など、依存する対象は実にいろいろあります。
育児ノイローゼ
相談相手もないままに、教科書どおりの育児を目ざし、不安をつのらせます。こうしなければいけないという強迫観念にも似た方針と、型どおりにはならない赤ちゃんとのあいだで、客観的に事態を見られなくなります。不安をひとりでかかえ込まず、家族、先輩ママ、友人、保健所の保健師さんなどに相談を。自治体の子育て支援事業なども積極的に利用しましょう。
うつ症状(うつ病)
結婚、出産、転居など、環境の変化の多い時期です。そのなかで新しい人間関係や状況にうまく順応できないと、精神的に抑圧状態がつづいたりします。
出産後のマタニティーブルーは、ホルモンのバランスのくずれも引き金になっています。そこに、慣れない育児への不安、授乳や夜泣きで不眠が加わって、起こります。うつ症状には、叱咤激励は逆効果で、じっくり話を聞いてあげるのがいちばんです。
燃えつき症候群現代社会と症候群
やりがいを感じ、夢中で仕事に熱中してきた人が、知らないうちにストレスやプレッシャーを増大させて、心身ともに疲労しきって発症します。
好きだった仕事に価値を見いだせなくなり、憂うつ、イライラなどの感情とともに、強い無力感にかられます。そのために、仕事をつづけることができず、辞めたりする人も多いようです。
児童虐待(児童虐待はなぜ起こる?、児童虐待に気づいたら……)
無視したり、暴力をふるったり、食事を与えなかったり、子どもに対する虐待の中身はさまざまです。
多くは虐待をする人自身が、虐待を受けて育ったといわれ、子どもの愛し方を知らなかったり、自分の感情をコントロールできず、弱い子どもへはけ口が向くようです。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。