前期破水は早産の原因に(ぜんきはすいはそうざんのげんいんに)

 破水は、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて羊水が流れ出ることをいいます。子宮口が全開大になってから起こるのが正常な破水ですが、ときどき子宮口があまり開いてなく、陣痛もないのに破水することがあります。それを前期破水といいます。性感染症や腹圧が要因ともいわれますが、ほとんどは原因がわからずに起こります。
 妊娠20週以降の妊娠の約10%にみられ、早産の原因の約30%を占めています。
 破水すると陣痛が起きやすく、また、赤ちゃんが細菌感染する危険性がでてくるため、入浴はせず、清潔なナプキンなどをあてて病院へ。妊娠週数により処置は異なります。
 さかごで破水した場合は、へその緒が子宮口の外にでる(臍帯脱出)危険があるので、場合によっては救急車を呼び、至急、病院へいきます。

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