どんな病気?
標準値ははっきりしていませんが、学童低学年の場合、血圧が高いかどうかのめやすを、最高血圧130mmHg以上、最低血圧80mmHg以上としているようです(日本高血圧学会2000年)。
症状
子どもの場合は、自覚症状があまりありません。
原因
子どもの場合は、大動脈の一部がせまくなる大動脈縮窄など、血圧を上げる病気が原因の、続発性高血圧(二次性高血圧)がほとんどです。
まれに、病気がないのに高血圧が起こる本態性高血圧(一次性高血圧)もみられますが、子どもの場合は大部分が軽症です。
治療
続発性高血圧であれば、その原因である病気に対する治療が行われます。治療後も血圧の調節がむずかしい場合には、降圧剤を主体とした薬剤による治療が行われます。原因不明の本態性高血圧であれば、生活習慣を見直し、改善していきます。
具体的には、肥満に注意し、食生活が塩分過多にならないようにします。
家庭でのケア
親が高血圧の場合には子どもも成人後、高血圧になりやすいので気をつけます。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。