おもながんの治療法(おもながんのちりょうほう)

外科治療


治療内容
 がんの病巣を手術によって切除する、がん治療の中心的方法。進行期により、標準手術、拡大手術、縮小手術のどれかが選択される。
対象となるがん
 すべてのがん

レーザー療法


治療内容
 レーザー光線を利用して、がん細胞を破壊する方法。内視鏡の先端にレーザー装置をつけて、体内に挿入して照射することもできる。からだを傷つけることなく、がんの病巣だけに範囲を限定できる。
対象となるがん
 初期の子宮頸がん(子宮がん)、頭頸部がん(頭頸部とは、頭部(脳を除く)から鎖骨までの部位。この範囲に発生するがん。喉頭がん、口腔がん、咽頭がん上咽頭がん、鼻腔がん、副鼻腔がん、甲状腺がんなどがある。診断、治療はおもに耳鼻咽喉科で行う)、肺がん

放射線療法


治療内容
 放射線を照射して、がん細胞の増殖を抑え消滅させようとする方法で、各がんにより、有効性が異なる。
対象となるがん
 子宮頸がん、頭頸部がん、口腔がん、食道がん

ホルモン療法


治療内容
 特定のホルモンが、がん細胞の発育をうながす場合、そのホルモンと拮抗(反対の作用)するホルモン剤を投与する治療法。有効なホルモン剤は、がんによって異なる。
対象となるがん
 子宮体がん(子宮がん)、乳がん

温熱療法


治療内容
 がん病巣を42~43度に加熱して、がん細胞を死滅させる治療法。この治療だけでは十分な効果が得られないため、放射線や化学療法と併用されることが多い。
対象となるがん
 脳腫瘍、頭頸部がん、胸部・腹腔内、骨盤内のがんなど

化学療法


治療内容
 抗がん剤を用いて、がん細胞の増殖を抑えたり死滅させる治療。有効な抗がん剤は、それぞれのがんで異なる。
対象となるがん
 ほとんどすべてのがん。とくに、白血病、リンパ腫(悪性リンパ腫)、卵巣がん

免疫療法


治療内容
 がん細胞だけが持つ特定の抗原を見つけて、それを攻撃する特異的免疫療法と、全体的な免疫力を高めてがんを攻撃する非特異的免疫療法がある。
対象となるがん
 すべてのがん

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