夏のアウトドアで注意したいトラブルと事故(なつのあうとどあでちゅういしたいとらぶるとじこ)

気のゆるみと開放感から思わぬトラブルをまねきます

 自然に親しむアウトドアは、子どもの情緒を育むためにも、家族の交流を深めるためにも最適のレジャーです。
 しかし、海水浴、川遊び、キャンプ、山登りなど、自然の場では想像のつかないトラブルが起こることがあります。でかける前は天候に注意して、雲行きがあやしいときなどは、日程を変えるようにしましょう。
 場合によっては思い切って中止する判断も必要です。現地で天候がくずれるようなら、地元の人に聞くなどして、避難できる態勢をとるようにします。
 また、どんなときでも親は子どもから目を離さないようにして、禁止区域に入ることなどないようにしましょう。
 アウトドアからもどったときは疲労も強いので、日程を組むときは、翌日は休めるように調整しましょう。

虫刺され

(「虫などに刺されたときの応急手当て」)
 長袖、長ズボンを着用して肌を隠します。虫よけスプレーなどを持参するとよいでしょう。
 万が一ハチに刺されたら、時間がたってからショック症状が起こることがあるため、刺された直後はようすがよくても、かならず病院にいきます。

海や川での水の事故

(「溺れたときの応急手当て」)
図「無題」
 海や川では、急に深くなったり、波が大きくなったり、流れが速くなることがあります。水遊びは親がかならずつきそうことはもちろん、いってはいけない場所や、遊泳禁止区域に入らないことが絶対条件です。また、気象情報はまめにチェックして、天候が悪くなったらすみやかに水辺や海辺から離れるようにしましょう。

日焼け

(「ひどい日焼けをした」)
 午後になると日ざしは急に強くなります。炎天下のもとでは、1時間もしないうちに強い日焼けを起こします。
 ひどい日焼けを起こした皮膚はやけどと同じ状態になり、痛みがひどく、熱がでることもあります。日陰やパラソルの下ですごすようにして、長時間炎天下のもとで遊ばせないようにしましょう。

植物によるかぶれ

(「虫や樹液にかぶれたときの応急手当て」、「野外で注意の必要な植物」)
 自然のなかには無数の種類の草木があり、なかにはかぶれるものもあります。野山に入るときは長袖、長ズボンを着用して、皮膚に直接植物がふれないようにします。
 かぶれてしまったら、樹液などをよく洗い流し、念のため受診します。

食中毒

(「食中毒の応急手当て」)
 子ども連れでのキャンプは、水道などの設備がととのった施設を選びます。持参した食材は、十分に火をとおして、早めに調理しましょう。川の水はきれいとはいえないので、調理に使わないようにします。

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