食中毒(しょくちゅうどく)

 原因となる細菌やウイルス、またはその毒素が食品を介して体内に入り、胃腸などに障害を起こさせるもの(「食中毒による急性胃腸炎」)。障害の程度や症状がでるまでの時間は、原因となる細菌やウイルスの種類によりちがい、1時間〜数時間、遅いと3日後に発症することもあります。

おもな症状と病院へいくポイント


・発熱する。
・下痢をする。
・嘔吐する。
図「嘔吐する」
・腹痛がある。
図「腹痛がある」
 これらの症状がはげしいときは、すぐ病院へいきます。

ここに注意!


★下痢や嘔吐による脱水症状にも注意します。かってに薬で下痢や嘔吐を止めようとせず、すぐ受診します。

★緊急な場合とは


 ふつうの食中毒で、意識障害が起こることはまずありませんが、乳幼児の場合、嘔吐や下痢がはげしくて脱水症状になる場合もあります。そのときは、医療機関での点滴が必要になります。
★脱水症状にならないまでも、嘔吐や下痢がひどいときは、水分補給がとても大事です。嘔吐が止まらないときは、ようすをみながらほんの少しずつ水を飲ませるなど注意が必要です。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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