サルモネラ食中毒(さるもねらしょくちゅうどく)

どんな病気?


ウシやブタ、ニワトリなどの糞便にいるサルモネラ菌が食べ物をとおして感染します。感染力が強く重症化しやすい菌です。

症状


5~10月が多発する時期で、8月がピークです。感染して12~24時間で発症します。発熱、腹痛、下痢がおもな症状で、子どもは重症化しやすく、38~39度の高熱が続き、粘血便が1日に十数回もみられることがあります。なかには、けいれんや意識障害といった脳症(「急性脳症」)を起こすこともあります。

原因


動物の糞便にいるサルモネラ菌に汚染された食品を口にして感染します。とくに鶏卵は集団食中毒の過半数の原因を占めていて、注意が必要です。腸で毒素をつくり、腸管をおかします。腸チフス・パラチフス(「腸チフス・パラチフス」)も、サルモネラ菌の仲間です。

治療


輸液により脱水症状を予防し、重症例には抗生物質を投与します。

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