血便の種類と消化管の病気(けつべんのしゅるいとしょうかかんのびょうき)

 血便は、①タール便や黒色便、②普通便に血が混じる、③下痢便に血が混じる、④便の表面に血がついたり、排便したあとに出血するものにわかれます。
 ①の場合は胃・十二指腸潰瘍(「子どもの胃潰瘍・十二指腸潰瘍」)、白血病(「白血病」)などの血液の病気が、②では消化管ポリープ(「消化管ポリープ」)、メッケル憩室(「メッケル憩室」)、潰瘍性大腸炎(「潰瘍性大腸炎」)などが考えられます。③では腸重積症(「腸重積症」)、急性胃腸炎、病原大腸菌食中毒(「病原大腸菌食中毒」)、サルモネラ食中毒(「サルモネラ食中毒」)、カンピロバクター食中毒(「おもな症状とその原因」の「カンピロバクター菌」)などが、④では消化管ポリープ(「消化管ポリープ」)、切れ痔(「切れ痔」)などの病気があげられます。
 消化管の上のほうからの出血ほど血液が黒く変色して、便の中に血液が均等に混じります。

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