メッケル憩室(めっけるけいしつ)

どんな病気?


回腸にみられる、外側に飛び出した袋状の突起を憩室といい、先天性の病気です。男児に多いといわれます。

症状


通常は無症状ですが、炎症を起こすと虫垂炎のような痛みがあり、潰瘍ができると出血します。また、メッケル憩室がきっかけになって腸重積症(「腸重積症」)を起こすことがあります。

原因


胎児期に母体から栄養をとるときの臍腸管が回腸の壁に突起として残ったものです。2%の人にあるといわれますが、症状を現すのは一部です。

治療


症状があるものは切除します。

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