虫垂炎(ちゅうすいえん)

どんな病気?


虫垂根部が閉塞し、細菌感染を起こす病気です。小児では発見が遅れ、虫垂に穿孔を起こしやすいといわれます。

症状


腹痛はみぞおち部分やおへその周囲にはじまり、しだいに右側下腹部にうつり強くなります。37度台の微熱がでます。嘔吐がみられ、下痢や便秘をともない、腹膜炎(「腹膜炎」)を併発すると発熱し、全身状態が悪化します。

原因


子どもの虫垂はラッパ状に開いているので虫垂炎にかかりにくいといわれます。多いのは、糞石などがつまって閉塞し、細菌が感染して起こる場合です(「糞石」)。

治療


子どもの場合は、虫垂炎のときにみられる腹部の圧痛や筋肉の緊張がはっきりしないため、発見が遅れがちです。白血球数の増多や腹部単純X線検査、腹部超音波検査や腹部CT検査などで診断がつけば開腹手術します。

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