予防する病気
ヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型:Hib)感染症を予防します。
ヒブとはインフルエンザ菌b型のことで、口や鼻などから吸いこむことで 感染します。ヒブは鼻やのどから入ることで感染し、肺炎(「肺炎」)、細菌性髄膜炎(「髄膜炎」) 、菌血症 、喉頭蓋炎(「喉頭蓋炎」) などを引き起こすこともあり、重症化するケースでは、命にかかわることもあるので、十分な注意が必要です。ヒブワクチンを接種することで、体のなかにヒブへの抵抗力(免疫)ができ、たとえヒブに感染してもその多くは軽症で済ませることができます。
ワクチンの種類
不活化ワクチンを上腕に皮下注射します。
理想の接種年齢
生後2~11か月で3回受け、12~15か月で追加接種を1回受けます。初回免疫は4~8週間の間隔で3回接種し、その後おおむね1年の間隔をおいて1回追加接種をします。
副反応
接種したところが赤くはれたり、しこりになったりする場合があります。まれに熱が出ることがあります。
受けるときの注意
初回接種の時期が生後6か月を過ぎてしまった場合は
1回目の接種が生後7~11か月の間になると、接種回数は3回になります。初回免疫を2回接種し、その後1年の間隔をおいて1回追加接種をします。1~4歳で接種する場合は、接種回数は1回になりますが、接種回数が減るからと接種を遅らせることはやめましょう。
こんなことが気がかり
生ワクチンと不活化ワクチンを同時接種してもいいの?
推奨接種年齢の対象ワクチンであれば同時接種が可能です。安全性も単独で接種した場合と変わりません。ヒブワクチンであれば、生後2か月から小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチンなどと同時接種できます。


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