食品を選んで早期に食事を開始
下痢のときは、まず乳幼児用イオン飲料などで水分を補給し、早い時期から母乳やミルク、または食事をはじめたほうが回復も早まります。ただし、消化・吸収機能は弱っているので、脂肪や糖分の多いもの、牛乳や乳製品などはしばらくひかえます。スープや味噌汁、やわらかく煮た主食、良質のたんぱく質などから与えはじめましょう。
リンゴのペクチンが下痢にきく
リンゴがゆ(離乳初期から)

①リンゴ1/6個の皮をむいてすりおろす。②10倍がゆ(「かぜをひいたときの食事/10倍がゆ」)のすりつぶし大さじ1に①を加え、よく煮る。
*リンゴのかわりに、ニンジンもいい。
主食をとる
イモとニンジンのかゆ(離乳初期から)
①ジャガイモ1/8個は皮をむき、ゆでてすりつぶす。ニンジン小指大はゆでてすりつぶす。②10倍がゆ(「かぜをひいたときの食事/10倍がゆ」)のすりつぶし大さじ2に加えてサッと煮る。
便の状態がすこしよくなったら
みそうどん(離乳中期から)

①カブ小1/2個は皮をむいてすりおろし、だし汁1カップで煮る。②①に、小さく切った豆腐1/6丁と、ゆでたうどんを子ども茶わんに1/3杯(乾めんで15g)を加えて煮て、みそ少量で調味。仕上げに、水とき片栗粉少量でとろみをつける。
消化のいい野菜をとる
ホウレンソウとニンジンの白和え(離乳中期から)

①ホウレンソウ1/2株は葉先を摘み、ゆでて水にとり、水けを絞って細かく切る。ニンジン10gは皮をむき、やわらかくゆでて、細かく切る。②豆腐1/8丁は、湯どおしして粗くつぶし、塩少量を加える。③②で①を和える。
*野菜はやわらかくゆでる。
だいぶ回復してきたら
うどんの卵とじ(離乳後期から)
①ゆでたうどん1/4玉を短く切る。②ニンジン・ジャガイモ各50gの皮をむいて細かく切り、だし汁200ccでやわらかくゆでる。③②に①を加えて煮込み、卵黄1個をといて回し入れ、火をとおす。
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