急性膵炎(きゅうせいすいえん)

どんな病気?


膵臓から分泌される消化酵素が流出して、膵臓やその周辺の臓器に炎症を起こす病気です。

症状


腹痛、とくにみぞおち部分が痛みます。発熱、嘔吐がみられ、そのほか、腸と腹壁のあいだに水がたまる腹水がみられたり、重症になるとショック症状を起こすことがあります。

原因


子どもの場合、多くは、おたふくかぜ(「おたふくかぜ(流行性耳下腺炎・ムンプス)」)に合併して起こります。インフルエンザ(「インフルエンザ」)、B型肝炎(「B型肝炎」)やEBウイルス肝炎(「そのほかのウイルス性肝炎」)、マイコプラズマ肺炎(「肺炎」)などに合併することもあります。
 そのほか、先天性胆道拡張症(「先天性胆道拡張症(総胆管拡張症)」)、先天性代謝異常(「先天性の代謝異常」)にともなっても発症します。薬剤によって起こることもあります。

治療


安静にして絶食し、胃の内容物を吸引し、たんぱく分解酵素阻害薬を投与します。

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