そのほかのウイルス性肝炎(そのほかのういるすせいかんえん)

 子どもの肝炎は、A型、B型、C型肝炎ウイルスのほかに、風疹ウイルス、麻疹ウイルス、おたふくかぜのムンプスウイルス、かぜ症状を引き起こすコクサッキーウイルスやアデノウイルス、EBウイルス、サイトメガロウイルスも病因になります。
 とくにEB(エプスタイン・バー)ウイルス肝炎は、唾液によって感染し、潜伏期間2~8週で発症します。
 乳幼児の場合は感染しても症状が現れない不顕性感染で、軽いかぜの症状が続きます。年長児の場合は、発熱、咽頭痛、偽膜性扁桃炎(「急性咽頭炎・扁桃炎」)、頸部リンパ節や肝臓・脾臓のはれ、赤い丘疹がみられる伝染性単核症(「伝染性単核症」)を発症します。特別な治療法はなく、2~4週で改善します。まれに慢性化したり劇症肝炎を起こすことがあります(「劇症肝炎」)。

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